はじめに
- M4 iPad Pro / M2 iPad Air 発売の情報を踏まえて、大幅リライト済み!
こんにちは!
先生方、この記事をご覧になっているということは…
仕事でiPadを使ってみたい!
と思っておられますね?(笑)
個人的には、iPadは、最強の仕事道具だと思っています!
実際に仕事道具としてiPadを使っている私としては、教員が仕事にiPadを導入することを全力でオススメします。
iPadは、教員の仕事レベルと、効率を高めてくれるからです。
そうはいっても、
じゃあ、何を買えばいいの?
iPadって高い買い物だし、失敗したくない…
どんなふうに買えばいいの?
新品がいいの?
中古でもいいの?
と疑問に思っている方は多いと思います。
そこで今回は、「教員におすすめのiPadの買い方」というテーマについてお話ししていきます。
「iPadを仕事に導入しようかな?」と思ってらっしゃる先生は、是非最後までご覧くださいね。
ちなみに、いちユーザーの考えとして、こんな記事も書いてます。
よければまず、こちらをご覧ください。
何でもいいけど、オススメは「iPad mini 6」!
オススメを紹介するとはいいましたが、
基本、使うiPadは何でもいい
です。
自分が使いたい、好きな機種を。
どの機種を導入しても、仕事の生産性が上がることは間違いないからです。
しかし、
何でもいいとか言われても困ります。
って方が多いと思うので、おすすめをあげるなら…
「iPad mini 6」です!
私は、
「iPad Pro 第1世代」
「iPad Pro 第3世代」
「iPad mini 6」
と試してきました。
今のところ、仕事で使うには「iPad mini 6」がいいと考えています。
その理由を、私のiPad変遷を追いながら説明します。
初めて使ったiPad Pro
もともと私には、iPadを仕事に取り入れてみたい!という願望がありました。
ガジェットものは好きだったし、ちょうど子どもが産まれて、仕事の効率化を図って早く帰れるようにしたいと考えていたからです。
どんな使い方をしているのかは、こちらの記事で解説しています。
ぜひご覧くださいね!
iPadが、教員の仕事を効率化してくれるであろうことは、たくさんのブログや本を読んで知っていました。
価格は高いが魅力的なiPad
ただ、iPadは正直、タブレットの中でも高価な部類。
買うのに躊躇する価格です。
候補は他にいくらでもあります。
くわしくはこんな記事も書いてます。
気になる方はどうぞ!
特にsurfaceは、パソコンとしても使えるから、教員にとっての実用性は高いはず。
それでも、なぜiPadを導入しようと思ったかというと、
- Apple Pencilを使ってメモ帳がわりにしようと思っていたから
- iPhoneを使っていたので、連携させたかったから
- 純粋に、製品として優れているだろうと感じたから
です。
どのiPadを買おう?
そこで、まずは何のiPadを買うか決めるために、youtubeを見たり、ガジェットブロガーさんの記事を参考にしたりしながら、調べまくりました。
悩みました。
楽しみながら悩みました(笑)
12.9インチのiPad Proは、やっぱいいなあ!
画面が広くてスペックも高い。
そして値段も高い(笑)
iPad miniだと、取り回しはしやすそうだけど、画面が小さくて、使いにくいかも。
無印のiPadは、値段は安い。
けど、Apple Pencil 第2世代に非対応なのはいただけない。
そんならどうしようかな…
うん、その間にしよう(笑)
という理由で、整備品の、11インチiPad Pro第一世代を購入するに至ったのでした(笑)
これが私のiPadデビュー。出費は約6万円。
新品ではないとは言え、安くはない買い物なので、意を決して買ったのを覚えています(笑)
Proモデルにしたのは、少しでもいい製品を使ってみたいという気持ちもありましたね(笑)
11インチiPadを導入してみて…?
結果として、ホントいい買い物でした。
このiPadのおかげで、私の仕事の仕方は、これまでとガラッと変わりました。
かなり効率化できるようになったと思います。
そしてiPadに慣れてきた私は、
もっとスペック上げたら、仕事の効率も、満足感も、上がるはず!
と思うようになりました。
ほどなくして手持ちのiPad Proを、M1チップ搭載の第3世代に買い替え。
これまた整備品にて購入。
ガツーンとスペックを上げることにしました。
だがしかし!
正直なところ、私の仕事上での使い方程度では、スペックを上げても、はっきりとした違いは感じられませんでした。
その理由はおそらく、動画制作や画像編集など、負荷がかかる作業に使っていたわけではないから。
カタログ上は、かなりのレベルアップをしてるんですけどね。
というより、2018年式にもかかわらず、バリバリ第一線で働けた第一世代のコスパが良すぎたのかもしれません(笑)
立って使うとキツイ問題
その後しばらく、この第3世代のiPad Proを仕事の相棒としていました。
ホント頼りになる相棒でした。
しかし、時たま、思うことがありました。
…重い。ちょっとだけ。
座って、デスクで使うのなら特に問題はありません。
しかし私の場合、立ちながらiPadを使うことが非常に多かったんです。
iPadを仕事に活用している先生たちは、きっとみんな同じでしょう。
iPad Pro第3世代の重さは、466グラム。ケースを付けると、500グラムを超えます。
十分、片手で取り回しできる重さです。
ただ、ずっと立ちながら使うと、重量感は感じます。
立ち仕事で長時間はキツイ!
「まあこんなもんか」と思っていたある時、丸3時間、外でiPadを使いながら仕事をする機会がありました。
そのとき、思った以上に、iPadを支える左手がキツかったんです。
そこで私は感じました。
「筋トレか!?」と。
いやちょっと誇張しましたが。
重かったのは、事実です(笑)
iPad mini 6を導入
そこで、iPad mini 6の導入に踏み切ることにしました。
iPad mini 6は、現在ラインナップされているiPadのなかで、最小・最軽量のモデルです。
画面サイズは8.3インチ、重さは294g。ケースを付けたとしても、300g程度。
片手で十分取り回せる重さである上に、画面サイズもちょうどよい。
ホントこのサイズ感が絶妙にいいんです。片手でも掴める。
もともと興味を持っていたこのモデルを、状態の良さそうな中古で購入しました。
結果、
仕事で使っていて、このモデルの満足感がいちばん高かったです。
iPad mini 6、イイ!
私がいちばん心配していたのは、
iPad Proに慣れた私がminiを使うと、スペック不足を感じてしまうのではないか?
ということ。
これは結論から言うと、ほぼ感じません。
動作がもたつくとか、不具合が多いとか、そんなことは全くありません。
十分満足です。
強いて言うなら
バッテリーは、明らかにiPad Proを使っていたときの方が持ちます。
また、Apple Pencilを使う際に、ほんのちょっとだけですが、iPad Proよりも遅延を感じます。
左がiPad Pro、右がiPad miniなのですが、少々iPad Proの方が画面が薄いです。
Apple Pencilを使う時、このiPad Proの画面の薄さが、1ランク上の快適な描き心地を生み出してくれます。
Apple Pencilの魅力は、こちらの記事で解説しています!
カメラで撮った写真は、素人目で見てもProモデルで撮ったもののほうが綺麗。
画面もProモデルの方が綺麗ですね。(笑)
いろいろ気づく点はありました(笑)
でもどれも、強いていえば、っていうところ。
困るほどのものではありません。
それよりも片手で持ってて重量感を感じないところとか、さっと入れたり取り出せたりするところとか、その機動性にメリットを感じる方が大きいです。
教員は、動きまくりますからね(笑)
機動性の高さは、思った以上に大事だと気付かされました。
お値段も、iPadの中では、リーズナブルな方です。
画面の広さも、おおむね問題なし
画面が狭くなり、作業領域が減ってしまうことも懸念事項でした。
しかしこれも、思ったほどの不満は感じません。
8.3インチの広さがあれば、アプリを2つ立ち上げても、使えます。
iPad miniの画面サイズじゃ、狭すぎるよ!
という人も確かにいるでしょうけど、私は十分だと感じています。
なんでもこなせる万能選手!
USB-C規格だから、ささっと充電や外部ストレージを繋げます。
キーボードを接続すれば、簡易的なパソコンに。
Apple Pencil 第2世代を側面で充電しておけば、いつでもどこでも使えるメモ帳に。
器用に何でもこなせる、いいガジェットです。
教員がiPad探しをするにあたって
教員にお勧めするiPad端末が「iPad mini 6」であると考える理由をまとめると、以下のようになります。
- 機動性が非常に高いこと
- 必要十分なスペックを有していること
- Apple Pencil第2世代に対応していること
- USB-C規格であること
- 画面サイズが、最低限の作業領域を確保していること
- Proモデルよりお求めやすい価格であること
こうして見るとメリットだらけですね(笑)
好みの部分もある!
ただ、好みの部分もあります。
多少重くても画面が広い方がいい!って方は、iPad Proの11インチがおすすめ。
実際、使ってみてとてもよかったです。
動作に全く不満がありませんでした。
ただ値段が高いし、教員にProモデルのスペックが必要か?といわれると、正直いらないかと。
同程度の画面サイズから選ぶなら、iPad Airでも十分かもしれません。
公式サイトによれば、iPad Airの重さは、約460グラム。
M2搭載の最新モデルもほぼ同じ。
重さはiPad Pro 11インチとほぼ変わりませんし、Apple Pencil 第2世代に対応してます。
M2搭載モデルは、Apple Pencil Pro対応となりますが。
他のブロガーさんの記事を見ても、iPad Airをおすすめしている人は多いイメージ。
使ったことがなく、はっきりおすすめできないのが申し訳ないのですが……。
性能としては必要十分です。
無印iPadは、書類整理やブラウジングなど、「見る」ためだけと割り切って使うならいいかもしれません。
いまいちばん新型の第10世代でも、新型iPad ProとiPad Airの発売に伴った価格改定で、安くなりましたね。
無印は、購入費が抑えられるのがメリットですが、Apple Pencil 第2世代が使えないのが痛すぎます(笑)
ただ、これらのどの機種と比べても、
機動性はiPad mini 6の圧勝。
やはり個人的にはminiを推します。
新型が出ても、値上げされても、やっぱりmini。
こちらの記事でくわしく検討したので、よければご覧くださいね。
12.9インチ・13インチはおすすめしません!
確かにスペックが高く、満足感は非常に高いと思います。
しかし、いかんせん重くてでかい…!
公式サイトによれば、iPad Pro 12.9インチの重さは、約680グラム。
M4搭載の13インチは、約580グラム。
M4搭載の新型は、かなり軽量化されました!
しかし…
iPad miniとの重量差は、300グラム弱。
11インチと12.9インチの重量差も、200グラム近くあります。
教員のように、ガンガン動きまくる仕事に使うには、あまり向いてません。
私の場合は11インチですら重さが気になったので、12.9インチはほぼ間違いなく、手に余っていただろうと思います。
実際12.9インチを使っている教員の知り合いがいますが、あまり仕事に持ち出している様子はありません。
別の用途に使っているのでしょう。
きっと。(笑)
ちなみにiPad Airにも13インチのラインナップが追加されましたが、こちらも重さが600グラムを超えます。
ちょっと重いでしょう。
教員の仕事用途であれば、12.9インチや13インチは、オーバースペックあるいは大きすぎると感じます。
iPadの導入を迷っている方へ!
iPadの導入に踏み切るかどうか、まだ迷っている方もいるでしょう。
その方々の多くは、こう思っているはず。
iPad、高いじゃん!
そんな簡単に買えないよ。
なくても何とかなるし。
その気持ちは分かります(笑)
数万単位の出費になりますからね。
ただ、「仕事を効率化したい」「自分の仕事の質を一段階レベルアップさせたい」と考えている先生にとっては、お値段以上の価値があると断言できます。
今までわざわざ紙に印刷したり、職員室に降りたりして行っていた仕事の多くが、手元で完結するから。
迷っているなら、ぜひ勇気を出して、使ってみてくださいね。
中古もアリ!
新品のお値段が高くて尻込みしてしまうなら、中古や整備品で十分。
何なら、教員のように動き回る仕事でガシガシ使おうと思っているなら、私のように中古で買うくらいの方が気楽に使えるかもしれません。
iPadのProモデルでも、型落ちを中古で買うなら、だいぶお値打ち感が出ます。
教員に高いスペックのiPadは必要ないとはいえ、やはりProモデルの画面の美しさはいいもんです。
Proモデルは、長期間の使用ができるのもGoodです。
OSの更新期間が長いので。
短期間での買い替えも、悪くない
また、iPadは非常にリセールバリューが高いのもグッド。
先述の通り、私は何回かiPadを乗り換えています。
どんだけお金使ってんの!?
と思われた方がいるかもしれませんが、古い端末を売っているので、実質の負担金はそこまでないです。
例えば、6万円で購入した最初の整備品iPadは、1年半ほど使ったあと、約5万円で売れました。
ここしばらくの物価の値上がり効果で、売却額が上がったにせよ、かなりコスパ良く使えたと思います。
手放したり、買い替えたりすることを考えると、見た目ほどの出費にはならないです。
だから、
本当にいらないと思えば、後で売っちゃいましょう(笑)
実際私は、この記事で激推ししているiPad mini 6も、一年間の育休に入るのと同時にいったん売却しちゃいました。
リセールバリューについては、こちらの記事にもまとめましたので、ぜひご覧ください!
【月1,000円で使えた!】教員がApple製品をコスパよく使うには?
iPad mini 6が、教師用のデバイスとして優れているのは間違いありません。
単におうち時間が増えて、活用機会がぐっと減ったのが理由です。
育休中は、画面が大きく美しいiPad Proを活用することが増えましたね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
教員が、仕事に導入するにあたってのiPadは何でもいいけど、オススメは「iPad mini 6」であるという理由はお分かりいただけたでしょうか。
ただ高額なものなので、自分自身は、導入に踏み切るのに少し時間がかかりました(笑)
iPadは「必需品」というわけではないですもんね。
ないならないで、何とかなります。
しかし、使い出すと、その利便性にびっくりさせられます。
導入しようか迷っている方は、ぜひ中古でもいいから、手にしてみて下さいね。
その際は、周辺機器・アクセサリの入手もお忘れなく!(笑)
ではまた!
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