はじめに
こんにちは。
りこぴんです。
先生方、タブレットで仕事をすることに、興味はありますか?
きっと、知り合いに一人は、タブレット端末を仕事に活用している先生がいますよね。
そんな先生を見て、
自分も仕事にタブレットを使ってみたいな〜
って思う人は多いのではないでしょうか。
そして仕事に使える高性能タブレットについて調べていると、おそらく
- iPad
- Surface
が候補として上がってくるはずです。
iPadもSurfaceも、人気のモデル。
どちらも高性能で、十分仕事に使えます。
すると思うでしょう。
iPadもSurfaceも良さげじゃん!
どっちがいいの!?
と。
今回は、そんなタブレット端末に興味を持ち始めた先生に向けて、
iPadとSurface、どちらがおすすめか?
という話題について、私の考えを話していきます。
私は、SurfaceもiPadも仕事に使った経験があります。
ぜひ最後までご覧くださいね。
おすすめはiPad!だが……
さて、まずは結論から。
教員におすすめのタブレットは、iPadです。
iPadは、非常に優れたタブレットだと思います。
でも実は教員にとって、「SurfaceかiPadか」問題は、とっても悩ましいもので……
わかりました!
ならiPadの方がいいんですね!
と単純に言い切れるものでもないんです。
Surfaceも、優れたデバイスだと思います。
iPadとSurfaceには、そもそも前提の違いがあるんです。
iPadとSurfaceは、似てるけど別モノ
- iPadは、iOSのタブレット。
- Surfaceは、Windowsのパソコン。
形も使い方も似てるけど、全くの別モノです。
大根とにんじんくらい違います。
別モノですので、得意なことも苦手なことも違います。
くわしく比較しながら見ていきましょう。
ちなみにSurfaceには、普通のノートPCモデルと、タブレットとしても使える2 in 1モデルがあります。
今回は、2 in 1モデルを使うことを前提としてお話ししていきますね。
操作性は、iPadが上
タブレットとしての操作性は、iPadが上です。
そもそもの性能が高いし、iPad用に最適化されたアプリが多数あります。
動作もサクサク。
指先だけで、パッパとアプリを切り替えることができます。
Surfaceは、性能では負けてません。
しかし、指先での操作性は一歩劣ります。
あくまで私の印象ですが、ちょっともたつきます。
正直、キーボードをつけた方が使いやすいです。
でもこれはしょうがないです。
先述の通り、Surfaceはあくまでもパソコン。
iPadの方が指先で操作しやすいのは、当然です。
ペンシルの使い勝手も、iPadが上
SurfaceもiPadも、ペンシルを使って手書きができます。
しかし、
ペンシルの使い心地も、iPadが上です。
個人的に、教員が仕事にタブレットを使うなら、ペンはマストだと思っています。
ペンの使い勝手の良さは大事。
Apple Pencilを使った時の書きごこちは、紙と鉛筆にかなり近いです。
それに充電がとにかく楽。
Surfaceも、ペンを使う上での性能は負けてません。
ただ、使い勝手の面で、iPadが一歩リード。
Surfaceのペンは、電池式と充電式です。
充電は、キーボードに埋めこんでワイヤレス充電するか、USB-Cによる有線接続になります。
私は電池式しか使ったことがないのですが……。
どちらにしても、本体のみでワイヤレス充電できるiPadの方がお手軽。
iPadの場合は、数千円で購入できる安価なスタイラスペンでも、側面充電に対応しているモデルがあります。
他製品との連携
iPadは、他のApple製品と組み合わせて使うことで、さらなる使い勝手の良さを発揮します。
みなさんがよく使っているiPhone。
同じアカウントでiPadにログインすれば、アプリの中身が自動で同期されます。
iPhoneで入力した内容がiPadで確認できますし、その逆も可能です。
私はMacやApple Watchも使っています。
あらゆる端末のデータが自動で繋がっている感覚ですよ。
たとえば、iPadで作成したメモが、iPhoneでも確認できるのはすごく便利。
この快適さは、使ってみないと分かりません。
身の回りを、Apple製品で揃えたくなる魅力があります。
iPadほどの連携力は、他機器にはありません。
機動性は互角だが……
SurfaceとiPadの機動性は、ほぼ互角といえます。
同程度の画面サイズで比べると、重さはほぼ変わりません。
iPad | Surface | |
11インチ程度 | 500グラム程度 | 500グラム程度 |
13インチ程度 | 600〜700グラム | 800グラム程度 |
教員にとって、持ち運びやすさは、とても大事。
デスクに座りっぱなしではなく、動きまくりますからね。
実際に持ち運ぶ際は、キーボードやカバーなんかのアクセサリの重さが加わってきますが、両機とも十分持ち運ぶことができる重さです。
引き分け。
ただ、iPadには、「iPad mini」という機動性全振りのモデルがあります。
重さは300グラムもありません。
画面サイズは8.3インチで少し小さいですが、むしろ絶妙なコンパクトさ。
バッグからスムーズに出し入れできます。
ペンシルの無線充電が可能で、性能にも大きな不満はなし。
「iPad mini」なら、機動性の高さはぶっちぎりですね。
Surfaceも魅力的!
以上の通り、iPadは非常に優れたタブレットです。
とくに、「iPad mini 6」と「Apple Pencil 第2世代」の組み合わせは、今のところ教員向けタブレットの最適解なのでは。
性能と持ち運びやすさのバランスがいちばん取れてると思います。
しかしながら、Surfaceにも、見逃してはいけないメリットがあります。
Officeが使いやすい
Surfaceは、OSがWindowsのパソコン。
Officeが圧倒的に使いやすい
です。
これがシンプルにして最大のメリット。
教員が職場で支給されるパソコンって、ほぼ間違いなくWindowsですよね?
普段から使い慣れているはず。
Surfaceは、Officeを標準搭載。
WordやExcelといった教員必須のアプリを、はじめから職場のパソコンと同じように使うことができます。
iPadを使うなら、パソコンも必要
iPadはiOSのタブレットなので、iPhoneと似た使い心地。
教員が使い慣れたWindowsのパソコンとは別物なので、仕事に使うには、少し慣れが必要です。
いちばんのデメリットは、Officeの使いにくさ。
別途サブスク加入する手間が必要な上に、iPad版Officeは、機能の縛りもあります。
文書や簡単な教材作成くらいなら十分行えますが、作業によってはうまくできないかもしれません。
Excelのマクロ機能が使えないのは痛いですね。
Excelファイルが多い教員にとっては、無視できない問題。
たとえば私の場合、週案ソフトの時数集計なんかはできません。
iPadが優秀なタブレットなのは間違いないです。
しかしWordやExcelでの本格的な作業は無理。
結局パソコンが別で必要となる場面が出てくるでしょう。
となると、Surfaceの、
Officeがはじめからフル活用でき、タブレットとしても使える
という点は、かなり大きなメリットですね。
しかもペンの使い心地も悪くないとくれば、教員にとっては、なかなかいい選択肢なのでは。
それぞれに、よさがある
iPadとSurfaceは、どちらがいいとかいうものではなく、それぞれによさがあります。
私の場合はiPadとMac、職場の支給パソコンの使い分けというスタイルに落ち着きました。
成績管理など、職場の中でしか行えない作業が結構あります。
自前の機材で全ての作業を行うのは、そもそも無理なんですよね(笑)
私の場合、操作性が高いiPadの方が、手に取る機会は多かったです。
しかし、Surfaceの方が導入しやすいと感じる人は多いかもしれません。
- ある程度仕事に使えるパソコンが欲しい
- タブレットにも興味がある
- でも自分の仕事環境を大きくは変えたくない
っていう方に、バッチリはまります。
普通にいい性能のノートパソコンですからね。
教員にはなかなかおすすめのデバイスだと思います。
まとめ
教員におすすめのタブレットは、iPadです。
性能が高く、操作性もバツグンで、他のApple製品と強力に連携します。
iPhoneと連携させるだけでも、十分快適さを感じられるはず。
特に、iPad miniのコンパクトさは、唯一無二。
教員が、メモ帳代わり・書類整理・簡単な作業に使うのに絶妙なサイズです。
きっと導入して後悔はないでしょう。
しかしながら、Surfaceのオールラウンダーさも魅力的。
性能がいいノートPCでありながら、タブレットとしても使えます。
ペンも優秀。
教員にとって、Windowsが使えるってのは捨て難いメリット……!
どちらにしても、いいデバイスであることは間違いないです。
仕事を効率化させたり、質を向上させたりしたいと思っている先生は、ぜひ両機ともチェックしてみてくださいね。
ではまた!
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