はじめに
Macに憧れを持っている先生、けっこう多いんじゃないでしょうか。
ただ、普段学校で触れるのはWindowsばかりだし、なんとなくハードルが高い気もしますよね。
しかも安い買い物じゃないから、

どれを選べばいいの?



ちょっとでも安く手に入れられないかな…?
と、いろいろ気になる気持ち、よくわかります。
今回はそんな先生たちに向けて、
Macを選ぶならどのモデルがベストか?
をお伝えします!



私も数年前に、不安いっぱいでMacを導入しました。
今では欠かせない仕事の相棒です。
実際に現役の教員として使っている立場から、機種選びや年式、スペックなどについてもまとめました。
ぜひ最後まで、ご覧くださいね。
結論:M1以降のMacBook Air一択!
教員が仕事にも使えるMacを選ぶなら、結論、MacBook Air一択です。


年式は2020年以降。
M1以降のチップを搭載しているモデルを選びましょう。
なぜMacBook Airがベストなのか?
理由を解説していきます。
Macのラインナップ
まず、機種選びについて。
Macには、以下のようなモデルがあります。
- MacBook Air
- MacBook Pro
- iMac
- Mac mini
- Mac Studio
このうち、iMac・Mac mini・Mac Studioはデスクトップタイプ。
自宅に据え置きで使う前提のものです。
職場や出先でも使いたいなら、MacBook AirかMacBook Proの2択になります。
「家に置いておく用が欲しい」という人は、iMacやMac miniもOK。



Mac Studioはハイエンドすぎ&値段高すぎだから、一般の人は気にしなくていいです(笑)
自宅のPC環境にこだわりがある人を除けば、場所を選ばず使えるノートPCタイプの方がよいでしょう。
MacBook Proを選ぶ理由は、ほとんどない
2択になるとはいっても、教員がMacBook Proを選ぶ理由はほぼありません。
理由は主に3つあります。
1. ハイスペックすぎる
Proモデルは、動画編集や画像加工など、重い作業を想定したマシンです。
でも教員が普段する作業といえば、資料作成やスライド作成、教材作成など。
そこまで高負荷な作業ではありません。
Airの最低スペックでも、凝りすぎなければ、普通に動画や画像編集だって可能。



プレゼント用やイベント用に、ちょっとした動画をつくることはありますが、編集も書き出しもサクサクできます。
Proモデルほどのスペックは、まず必要ないでしょう。
2. 値段が高い
Proは性能が高い分、値段も当然お高め(笑)
最低でも、20万円前後は覚悟する必要があります。
しかしここまで奮発したとしても、先述の通り宝の持ち腐れとなる可能性が高いです。



多くの教員にとっては、スペックを持て余すことになると思います。
3. 重い
MacBook Proは、Airよりもボディがちょっと厚く、重いです。
なぜなら冷却ファンが付いているから。
発熱を抑え、PCのパフォーマンスを上げるための装備です。
バッテリー容量の多さや、多機能なポートも、メリットではありますが、重くなっている要因。
重量は軽くても1.5kg以上。
モデルによっては2kg超え!
持ち歩いて使うには、正直つらいです(笑)
MacBook Airが最適解!
ということで、教員にとっては、MacBook Airが唯一・最適解となります。



くわしくその魅力を見ていきましょう。
軽くて薄く、コスパ良し
厚みは1センチちょっとで、重さは約1.2kg。
スリムなバッグでも入るし、職場でも自宅でもサッと取り出して使えます。


それでいて、性能も文句なし。
整備済製品や教職員割引を使えば、10万円台前半で手に入れることができるので、コスパも優秀です。
ストレージとポートも必要十分
MacBook Airは256GB〜2TBまでのストレージ容量が選べますが、教員が日常的に使うなら256GBで十分です。
写真や動画を大量に保存するわけでなければ、クラウド(iCloudやGoogleドライブ)や外付けストレージと併用すれば、困ることはないでしょう。



私は256GBでまったく困っていません。
不安な場合は、512GBにしておくといいでしょう。
ポートに関しては、USB-Cポート(Thunderbolt)とヘッドフォンジャックというシンプルな構成です。
充電がしやすくていいと思いますが、教員がよく使うUSB-Aの端子がないのは要注意。
USB-AやHDMIを使うために、ハブ(ドック)を1つ持っておきましょう!



Mac使いの教員には必須機器ではないでしょうか。
私も使っています!
おすすめは13インチ
画面サイズは13インチと15インチがありますが、個人的には13インチモデルがおすすめ。
15インチはスリムですが、重くてでかいし、ちょっと高いです(笑)



教員は荷物が多くなりがちだから、少しでもコンパクトな方がありがたいですよね。
実際、私も13インチのMacBook Airを、自宅でも職場でもフル活用しています。
スリープからの立ち上がりが速くて、タブレットのような感覚で気軽に使えるのが魅力。
画面サイズに不足を感じるときは、iPadをサブディスプレイにするとおすすめ。


作業領域が十分に広がり、効率的に仕事ができます!
スペックはどう選ぶ?
スペックについては、メモリ16GB・ストレージ256GBの組み合わせを選んでおけばよいかと。
教員の仕事に使う分には、十分すぎるほど快適に動くはず。
新型でも、教職員割を使えば15万円を切る価格で狙えます。



いや〜、とにかくもっと価格を抑えたいな!
という人は、中古や整備済製品で、メモリ8GB・ストレージ256GBを選ぶのもアリです。
このスペックでも、Macの快適さはしっかり味わえますし、購入費用を2〜3割ほど節約できます。
ちなみに、私自身は今のところメモリ8GBでも不自由を感じたことはありません。
ただし、今後の目玉であるApple Intelligence(AI機能)を本格的に使っていきたいなら、やはりメモリ16GBを選んでおくのがいいかも。
マルチタスクが増えるはずなので、8GBだと、アプリが固まったり動作がモッサリしたりする可能性はあります。





私が今から買うとしたら、M2かM3の型落ちでメモリ16GBのモデルを狙います。
ただし:2020年以降のモデルを選ぼう
中古や整備済製品はOKですが、2020年モデル(M1チップ搭載)以降のモデルを選びましょう。
それ以前のモデルはIntel製チップが搭載されていて、現在のMacとはほぼ別物。
Apple Intelligenceなどの新機能にも非対応です。



これからMacを使い始めるなら、わざわざM1以前のモデルを選ぶ理由はないでしょう。
逆にM1以降なら、どのモデルでもいいと思います。
いちばん年式が古いM1モデルでも、はっきりと、キビキビ動くことを体感できますので。
おわりに
教員が仕事にも使えるMacを選ぶなら、やっぱりMacBook Air一択。
そして、型落ちから選ぶなら、2020年以降のモデル(M1チップ以上)を!
Macはもともとの性能が高い上に、iPhoneやiPad、Apple Watchとの連携が抜群です。
個人的には、ここがいちばんの魅力。





一度使うと、その使い心地にハマっちゃいます(笑)
とはいえ現実、学校現場で主流なのはWindows。
Macでも7〜8割の作業はできますが、やりにくさがあるのは事実です。



Macでやってやるぞお!!
という気持ちがないと、活用するのにちょっと苦労するでしょう。
そこそこの性能のWindows PCや、Surfaceなんかのほうが、使いやすいと思う先生は多いかもしれません。
Macユーザーだからこそ、思いますね。



実際私は、半分趣味と思ってMacを使っています(笑)
でもやっぱり、動作の爆速さや、他機器との強力な連携など、Macにしかない魅力がある。
仕事もプライベートも、少し上のレベルで快適にしたいと思うなら、MacBook Airはすごくいい選択肢です!
気になっている方は、ぜひ一度、Macを生活や仕事の相棒に迎えてみてはいかがでしょうか。
ではまた!
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