【理想と現実】現場経験10年超の教員が考える、教育用タブレットの正解5選!

目次

はじめに

こんにちは、りこぴんです。

これからはICTの時代だ〜!一人一台端末だ!

そんな威勢のいい声とともに、全国の教室にタブレットがやってきて数年。

子どもたちみんな、毎日タブレットを手に学習に励んでいます!……と言いたいところですが、現場のリアルはそこまで甘くはありません(笑)

りこぴん

少なくとも、私の周辺環境では。

今回は、iPadからMacBookまで数年使い倒してきた私が、「現場でICT活用を進めている小学校教師」という視点から、教育用タブレットに本当に必要な条件を整理してみました。

  • これからお子さんに買い与えようと思っている親御さん
  • 端末選定に頭を悩ませている自治体担当者の方(届いてほしい!)

などなど、ぜひ参考にしてみてください。

教育用タブレットに「あったほうがいいもの」神5

結論から言うと、教育用タブレットにあったほうがいいものは、スペック表の数字よりも、

実際の使い勝手

がすべてです。

1位:薄さと軽量さ(これがダントツ!)

これが一番大事です。

理由はシンプル。重いと、子どもが日常的に使えないから。 

重いというだけで、さっさと取り出せません。外に、自宅に、教室にと、持ち運んで使えません。

学校現場としては、とくに土日に持ち帰らせたくなることが多いのですが、小学生の金曜日といえば、体操服にエプロン、上履きと、すでにこれでもかと大量の荷物が……!

りこぴん

重いという理由だけで、持ち帰らせるのを遠慮してしまいます。

せっかくの一人一台端末なんですが。

軽さと薄さは、タブレット教育の機会を広げる正義です。

「教科書と同じ感覚で、スッとランドセルに忍ばせる」ことができれば最高ですね。

2位:頑丈さ

軽量さとトレードオフなのが辛いところですが、相手は子ども。どれだけ指導しても、落とすときは落とします。机からダイブします。

「壊れるのが怖いから使わせない」

という本末転倒な事態を防ぐためにも、最低限のタフさは必須です。

3位:ロック解除のスムーズさ

教育現場のタブレット、もう少しスムーズにログインできないでしょうか

りこぴん

特に低〜中学年!

授業の冒頭で「さあ、ログインして」と言った直後に、

  • 「先生、入れません」(そもそもパスワード覚えてない)
  • 「パスワード入れたのに、画面つきません」(大抵、半角・全角問題)

なんていうふうに、ログイン作業で10分消えるのは「学校あるある」です。 この大変さがあるから、「もうおとなしく教科書とノートでいいや」とか思ってしまいます。

端末に、指紋や顔でパッと開く生体認証があれば、解決する問題。

授業時間を生み出すための「最高にタイパがいい投資」であるはずです。

4位:ペンシルの書き心地

なくてもなんとかなりますが、あると学習の質が変わります。

「ペンの反応が悪いから紙と鉛筆」という現実も正直あるので。

子どものやる気にも直結しますから、ペンを使うのであれば、ある程度の使い心地は欲しいものです。

りこぴん

中途半端なタッチペンなら、むしろいりません。

5位:カメラの画質

理科の観察、体育のフォームチェック、図工の作品記録。 

小学生のタブレットで一番使う機能は、「カメラ」かもしれません。

教育用タブレットにおけるカメラの質は、はっきり実用性に直結しますし、振り返りのモチベーションが全然違います。

逆に「これくらいは妥協できる」もの

求めるものばかり述べてきましたが、「べつに求めてないもの」だってあります。

りこぴん

コスト対効果を重視する私の考えですが、教育用であれば、ここらへんはバッサリ削って構いません。

  • スペック: 最低限でOK。クラウド活用がメインになりますから、本体のスペックの高さは必要ありません。
  • ディスプレイの綺麗さ: 映画を観るわけじゃないので、文字が読めれば十分。
  • キーボードやタッチパッドの質: ある程度の操作や入力ができればOK。高級感はいりません。

子どもにとって、このへんの機能は、あっても宝の持ち腐れになる可能性が高いと思います。

結論:じゃあ、何がいいの?

これらの条件を満たすものはと考えると、やはり「iPad」は有力候補になるのかなと思います。操作性、軽量さ、カメラ、ペンとの親和性……どれも質の高さは折り紙付きです。

教育用としても、ほぼ完成されているのでは。
りこぴん

別に私がApple製品好きだからといって忖度しているわけではありません。事実として(笑)。

型落ち無印でも十分すぎる。

ただ、問題はコスト。けっしてリーズナブルとはいえません。 別途キーボードやカバー、ペンまで揃えるとそれなりの金額に……。コスト問題で、多くの自治体がChromebookを採用しているのは頷けます。

ただ正直に言うと、私が使ったことがある教育用Chromebook端末は、上記の「神5」の条件をほぼ見事に満たしていません(笑)。

自慢は「安くて頑丈」なこと。おかげで少々手荒に扱っても安心です。

しかし、ログインや持ち帰りに苦戦する子どもたちの背中を見るたびに、

「生体認証さえあれば……!」
「もう少し軽ければ……!」

という思いは捨てきれません。

もちろん、予算が限られた現場において、コストと耐久性を最優先したChromebookの選択が合理的であることは理解しています。

でも、教育現場で子どもに使わせ、自らもガジェット好きな私としては、どうしても「使いやすさ」を求めてしまうんですよね。

りこぴん

端末が使いやすくなれば、もっと活用が推進されるのは、明らかですから。

おわりに

教育用タブレットは、教師にとっても子どもにとっても便利なもの。推進をためらう理由は、ほぼありません。

使うと子どもがタブレットに依存しちゃう〜

なんて意見をたまに見かけますが、それはタブレットの問題じゃなく、付き合い方の問題。

情報社会において、スマホやタブレットはもはや生活インフラです。大人も一緒になって、付き合い方を考えないといけないと思います。

りこぴん

ひと昔前は、テレビがその立ち位置でしたね(笑)。

しかしながら、

  • 端末の重さ
  • ログインのしにくさ

などのちょっとした理由で、活用に二の足を踏んでしまう現実がある。 

「ちょっと気の利く使いやすさを備え、コスト削減も図れる」

そんな端末が教育現場に導入されれば、親も子どもも教師も大助かりです。

ICT教育が推進され、みんながハッピーになることを願っています。 

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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