はじめに
こんにちは、りこぴんです。
みなさま、「ロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)」という映画をご存知でしょうか。

りこぴん公開からすでに20年以上が経つ作品ですが、いま観ても凄まじいスケール。
この作品、純粋なエンターテインメントとして凄まじく魅力的なのはもちろんですが、「教師」という視点で観ると、これがまた面白い。
学級経営に通ずる「本質」が詰まっているんです。
今回は、LOTRを何度観たか分からないほど愛してやまない私が、小学校教員という立場から、この作品の魅力を熱く語っていきます。
- 教師としての「指導力」をアップデートしたい方
- LOTRを私と同じく愛してやまない方
ぜひ、最後までお付き合いください!
ロード・オブ・ザ・リングってどんな作品?
一言で言うと、「9人の旅の仲間が、強大な悪の力を宿す指輪を捨てに行く話」です。
古代の「中つ国」を舞台にした物語は、音楽、映像、キャスト、すべてがパーフェクト。3作目『王の帰還』を観終わった後の、「物語が終わってしまう寂しさ」は、他では味わえないものがあります。
上映時間は3部作合わせて10時間近い(!)という超弩級のボリュームですが、観る価値は間違いなくあります。
ちなみに、原作小説『指輪物語』も読破した私からすると、断然映画版がおすすめ。



原作はファンタジーのバイブルですが、現代の感覚だと少し読みづらい部分があります(笑)
まずは視覚的に世界観に浸れる、映画から入るのがいいかと!
では、教員視点で見た3つの魅力を解説していきます。
魅力1:シンプルな目標が「ドラマ」を生む
LOTRには多種多様な種族が登場しますが、全員のゴールは同じ。
中つ国に、平和を取り戻すこと
です。
旅の仲間のミッションも、極めてシンプル。
悪の指輪を、滅びの山の火に投げ込むこと
ただ、それだけです。
これは学級経営にも全く同じことが言えます。
小学校でいう「めあて」や「学級目標」も、シンプルで分かりやすいからこそ、子どもたちは迷わず進めるんです。
目標が明確になると、教室にいる子どもたち一人ひとりに、熱いストーリーが生まれ始めます。
すると、子どもたちはイキイキし始め、クラス全体に活気がみなぎる。


以前、いろんな人に慕われている先輩教師が、
「教師という仕事は、一年間の『学級』というドラマをつくる仕事だと思ってるよ」
と言っていました。
力のある先生ほど「学級目標」というゴール設定を大事にしている。



大人になった今、LOTRを観返すと、その言葉の重みを再確認させられます。
魅力2:正義は一つじゃない。「みんな違って、みんないい」
物語の登場人物たちは、同じ目標を持っていますが、その内情(思惑)はバラバラです。
- 「指輪を破壊すべき」と考える者
- 「その力を利用して勝つべき」と考える者
- 「戦いは避けて平和を守りたい」と考える者
物語が進む中で、彼らはぶつかり合います。
各々にとっての「正義」が違うからです。


昔、ガンダルフに説得されながらも弱気な判断を下すセオデン王を見て、「しっかりして!」と思っていた私ですが、自分も親となった今、彼の「民や子を守りたい」という必死な思いが痛いほど分かります(笑)。
このように多様な考えを持つ者が集まるのは、「学級」そのもの。



「みんな違って、みんないい」んです。
180度違う意見が出たときに、どう折り合いをつけ、新しい答えを生み出すか。
その葛藤こそがドラマであり、学びの醍醐味。
「自分の考えが伝わらなくても当たり前。みんな違って当然だよね」
と思えるメンタルを持つことが、教員にとっても親にとっても、救いになるはずです。
魅力3:非力な者こそが、偉大なことを成し遂げる
LOTRには、カリスマのアラゴルンや弓の名手レゴラス、強力な魔法使いガンダルフなど、派手な英雄が次々と登場します。
しかし、最後に世界を救ったのは、誰よりも小さく非力な、ホビット族のフロドとサムでした。
彼らにあったのは、派手な力ではなく、「指輪を葬る」「相棒を支え抜く」という、すごくシンプルな信念だけ。
ここに、教師という立場だからこそ感じられる、強いメッセージがあります。


「特別な才能がなくても、地道な努力と信念があれば、偉大なことは達成できる」。
- 何度も練習して、九九を覚える。
- 指が痛くなっても、リコーダーを一曲吹ききる。
「根性論」は少し古臭いかもしれませんが、伸び代たっぷりな子どもたちには、「思いを貫くことの尊さ」も伝えていくべきではないでしょうか。



本人たちが「ムリ〜!」と言っていることでも、思いがあれば、できるようになることは多いと思いますよ!
(余談ですが、映画のラストでフロドがやきもきさせるのは、指輪の魔力が凄まじすぎるからです。原作を読むと、彼がどれほどの重圧に耐えていたかがよく分かり、もっとフロドを好きになれますよ!笑)
おわりに
10時間という長い旅路を終えたとき、私たちの心に残るのは「あぁ、面白かった」という感想だけではありません。
「自分一人では行けない場所も、仲間がいれば辿り着ける」
「小さな一歩が、世界を変えることもある」
そんな、明日から教室に立つのが少し楽しみになるような、ポジティブなエネルギーをもらえるはずです。
もしあなたが今、学級経営という長い旅の中で「少し疲れたな」と感じているなら、ぜひこの週末、中つ国の仲間たちと一緒に旅に出てみてください。
画面の向こうで奮闘する彼らの姿が、きっと今のあなたの背中を、優しく、力強く押してくれるはずですよ。
今後も私のバイブルであり続けるであろう、極上の名作ファンタジー。



興味がある方は、ぜひご覧あれ。
ではまた!









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