はじめに
こんにちは、りこぴんです。
私たちは、30代の教員夫婦です。
2年近く、保育園に子どもを保育園に通わせながら、互いにフルタイムで学級担任を持ちました。
校務分掌では、主任の仕事もしていました。
今回は、次のような疑問を持った教員の方々に向けて、書いた記事です!
そろそろ育休からの復帰。
子どもが保育園に通い出すと、どんな生活になるのかな…?
教員夫婦って、どんなふうに子育てしてるんだろう?
こういった疑問にお答えしていきます。
どんな生活になるの?
早速ですが、まずは、夫婦共にフルタイムで働いていたときの、私たちの1日をお見せします。
私たちの1日
おおよそ、こんなふうに1日を過ごすことが多かったです。
時刻 | やること |
5:00 〜6:00 | 起床、保育園の準備など |
6:30 | 子どもを起こす |
6:45 | 朝食を食べさせる |
7:15 | 出勤(夫婦同時に) |
7:30 | 子どもを保育園へ送り届ける |
7:45 | 職場に着く |
仕事 | |
17:30 〜18:00 | 保育園にお迎え |
18:15 | 帰宅 |
18:30 | 入浴(子どもと一緒に) |
19:00 | 夕食(食べながら洗濯機を回す) |
19:30 | 片付け、洗濯物干し |
20:00 | 子どもと遊ぶ |
20:30 | 散歩や本の読み聞かせ |
21:00 〜21:30 | 就寝 |
ちなみに、我が家の通勤時間は、夫婦ともに、自家用車で片道20分程度。
子どもの保育園は、互いの通勤経路にあります。
というより、通勤経路にある保育園を希望しました(笑)
ご覧の通り、平日は、自分一人で過ごす時間はほぼないですね。
家族でちょっとドラマを観ることくらいはありますが。
娘と遊ぶのは疲れるけど、1日の終わりの癒しです(笑)
祖父母の助けは、借りる!
我が家は幸い、私の両親も妻の両親も、車で30分圏内に住んでいます。
どうしても迎えに行けないときや、保育園を休ませないといけないときは、ありがたく、じいじ・ばあばの力を借りました(笑)
体調不良だったり、感染症対策のためだったりで、登園させられないときはあります。
しかも娘が通っている保育園は、熱が出たら次の日も休ませなければならないため、保育園を休む日が多かったです。
1年の内に、10回以上は頼ったと思います。
全ては保育園へのお迎えのため
我が家がこのようなスケジュールで過ごしているのには、もちろん理由があります。
全ては、保育園に、18:00までにお迎えに行くためです。
18:00というタイムリミットにも、理由があります。
親として、できるだけ早く迎えに行ってあげたいというのもありますが…。
うちの場合は、18:00を過ぎると、お金がかかるからです。
我が家がお世話になっている保育園は、一回延長保育をお願いするたびに、保育料に数百円が加算される課金システム(笑)
「余計に仕事して、余計にお金を払うなんて、とんでもない!」
という考えのもと、夫婦共に、できるだけ早くお迎えに行けるよう心がけています(笑)
我が家の工夫点
この生活をつくりあげ、家族との時間を確保するために、私たちが工夫していることがいくつかあります。
その工夫点をご紹介します!
さっさと寝る!
夜9:00くらいには、一家全員で寝ちゃいます。
なぜなら、大人が夜更かしすると、娘の寝かしつけが成功しないからです(笑)
誰か一人でも起きていたり、スマホをいじっていたりすると、娘が遊びたがります。
だから、まだ早い時刻でも家族で一緒に寝床に入り、そのまま就寝します。
さっさと起きる!
早く寝る代わりに、早く起きます!
早起きには、いくつかメリットがあります。
まだ娘が寝ている早朝は、私にとってのゴールデンタイムです。
終わってない仕事を片付けたり、本を読んだりブログを書いたり。
休日は、ちょっと運動したりもします。
早く帰る分、夫婦ともに、出勤もちょっと早めです。
放課後だらだら残って仕事をしていた独身時代より、朝に集中してやっつける今の方が、明らかに仕事を進めるスピードは上がりました。
結局、時間外労働をしていることには変わりないのですが……
「定時に帰るぞ」と決める!
「できるだけ早く帰ろう」ではなく、「定時に帰るぞ」と具体的に決めてます。
なぜなら、
「できるだけ早く帰ろう」では自分に甘くなるから
です。
ここは大事な覚悟だと思います。
毎日定時に帰るように努力していると、同僚も
17時になったよ?お迎え遅れるよー!
と気にかけてくれるようになり、定時以降に仕事を振られなくなりました。
詳しくは、こちらの記事で解説していますので、ぜひご覧くださいね。
時短家電の導入
妻が育休から復帰する直前に、食洗機や、自動調理鍋を導入しました。
少しでも家事の負担を減らし、家族の時間をつくるためです。
ただ正直なところ、私はこういった時短家電のことを、
何万も出して買うべきものか…?
と思っていました。
なぜなら、家族と過ごす時間をつくり、心のゆとりを生むからです。
たとえば食洗機は、30分の皿洗いの時間を減らすことができます。
自動調理鍋は、30分の調理の時間を減らすことができます。
出勤する前に出来上がりの時刻を予約することができるので、帰ったらすぐに温かい料理を食べることができます。
「皿洗いはしなくていい」「煮物は家電が勝手につくってくれるから大丈夫」と思えると、ストレスが減ります。
気持ちの面でも時短の面でも、私は数万以上の価値があると感じました。
特に教員は、ストレスを抱えてしまうこと、どうしてもありますもんね(笑)
今では、ドラム式洗濯機や、ロボット掃除機なんかも導入してみたいと思ってます(笑)
作業効率化ガジェットの導入
日常生活の作業や、仕事を効率化させるガジェットも、子育てを始めてから積極的に導入するようになりました。
特に導入してよかったと思うのは、以下の2つですね。
自分の音声だけで、家の鍵の開け閉めや、家電の操作ができるこれらのガジェットは本当に便利。
はじめは、「自分で動いてスイッチ押せばいいだけじゃん!」と思ってたけど、それは違いました。
娘は、だっこ大好きで「ママだっこ」「パパでもいいからだっこ」と一日中だっこをせがみます。
だっこしながらでも「OK Google」と音声だけで操作できるのは、助かります。
我が家は、私と妻、スマートスピーカーの3人で子育てしているようなものです。
子育て中って、手が塞がってることとか、手が離せないこととか、しょっちゅうあるんですよね(笑)
忙しい中毎日行う作業だからこそ、効率化すると生活上のストレスが減って、家族と向き合う余裕ができると感じました。
ちなみに、仕事の効率化という面では、ダントツで「iPad」の満足感が高いです。よかったら、こちらの記事もご覧くださいね。
【最強の仕事道具】教員におすすめのiPadはコレ!
頼れるものは頼る!
先述の通り、自分たちだけではどうしても厳しいときは、祖父母の力を借りています。
特にお願いするのは、何らかの理由で保育園を休ませるときや、休日に学校行事があるとき。
うちの場合は、もう退職している、妻の方の祖父母にお世話をお願いすることが多いです。
正直、自分たちだけの力では、「フルタイム教員夫婦で子育てをする」生活はできてないです。
夫婦で教員ができているのは、祖父母の力あってこそ。
教員が休みをとるのって、結構大変ですからね。
ありがたい限りです。
祖父母に頼れない場合は、病児保育もあります。
お住まいの近くの病児保育を探してみてはいかがでしょう。
病児保育の利用は、事前に登録が必要な場合もあります。
職場復帰の前に登録だけ済ませておくと安心です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
子どもを保育園に通わせながら、教員夫婦がどんなふうに1日を過ごすのかが、何となくイメージできたでしょうか。
うちは正直、祖父母の力を借りられているのが大きいです。
ただ、祖父母の力を借りるにしろ借りないにしろ、教員が夫婦で仕事をしながら子育てをするためには、生活スタイルを大きく変えないといけません。
というか、変える覚悟が必要です。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください!
教員同士の結婚って、どうなの?【メリット・デメリットあり】
家族に疲労やストレスが溜まるのであれば、互いがフルタイムで働くことそのものを、見直す必要もあるかもしれません。
まだ子育てが始まっていないご夫婦は、「こんな生活になるんだ〜」と、心の準備をしていただければ。
もう子育てが始まっているご夫婦には、何か我が家のやり方がご参考になればと思います。
できるだけ日々のストレスを軽減し、家族との時間を生み出せるような過ごし方を考えていきましょうね!
ではまた!
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