はじめに
先生方、日々おつかれさまです!
今日は、「お金が貯まらない行動・考え方」についてのお話をしたいと思います。
とはいえ教員は他業種に比べ、比較的収入が安定しているので、
普段の生活にはぶっちゃけ困ってないんだよね
という方が多いかもしれません。
しかしながら、ライフステージ上、お金が必要な機会は必ず訪れます。
結婚、家の購入、子どもの進学、自分や家族の病気・怪我…。
旅行に行くってこともあり得ますね。
そんなとき、余裕を持って「サッ」とお金を出せる状況と、大金にあたふたせざるを得ない状況と、どちらが望ましいでしょうか。
お金の悩みは、大人になると常につきまとう悩みです。「いざというときの蓄えができている」という安心感は、自分のメンタルの安定を生み出します。
若い時から、「お金が逃げる行動・考え方」が身についてしまっていると、大事なときに大きな悩みのタネになってしまいます。
「お金が逃げる行動・考え方」をやめるのに、遅いということはありません。気づいた瞬間が、タイミングです。
一緒に、少しでもお金が貯まるようになる行動・考え方について考えてみませんか?
ぜひ最後までご覧ください!
お金が逃げる行動その1:優先順位を付けていない
自分の中で、「優先順位」を付けられない人からは、お金が逃げていきます。
この考え方がいちばん大事だと思っています。
なぜなら、自分の中で優先順位をつけないと、払う必要のないお金を払ってしまうはめになるからです。
例えば、私自身は、ガジェット系の小型機械が好きです。
時間節約・仕事の効率化に繋がるiPadなどの小型ガジェットの新規購入・買い替えは、結構積極的に行っています。家族との時間を増やせますしね。
車も好きなので、「走れば何でもいい」とまでは思えず、中古ですが自分が選んだ好きな車種に乗っています(笑)
逆に、他のものには、意識してお金をかけないようにしています。
洋服や靴といった身の回り品で、あえてブランドものを買うことはしていません。
携帯料金や保険料は、無駄なオプションを省いたり、安いプランに乗り換えたりしました。
家で使っている家具も、アウトレット品で安くなったところを買ったものばかりです(笑)
これは、自分が、「機械は自分の好きなものを使いたい」「家族との時間をできるだけつくりたい」という考えを持った上で実行しているお金の使い方です。
結果、月々ほどほどにお金を貯めつつ、自分の満足感を得ることもできています。
もし私が、「どうせならいいものを買った方がいい!」という理由だけで高い洋服を購入したり、「安心が欲しい!」という理由だけで保険や携帯プランに保証を付けまくったりすると、お金は逃げていってしまいます。
逆に、例えば洋服が好きで、「いい服を身に着けること」の優先順位が高い人なら、そこにお金をかけていいと思います!
「自分の大事なものは何か」「逆にこだわりがないものは何か」自己分析し、お金を使うべきところとセーブすべきところを判断できると、お金は逃げていかないはずですよ!
お金が逃げる行動その2:自分の収支を把握しない
自分の収支を把握しない人からは、お金が逃げていきます。
なぜなら、おそらくは自分が払ってしまっているだろう、「優先順位の低いものへの出費」に気づくことができないからです。
例えば、収支をはっきりさせることで、
携帯料金たっかいなあ
私、保険代に○万円も使ってんの!?
など初めて気づくことがあります。
また、「お金が逃げる!行動その1」では、出費の優先順位をつけようというお話をしましたが、収支を把握すると、自分の中で優先順位が高いものにいくら使えるのかも理解できます。
私の場合、月々に払う固定費や投資、緊急用のキャッシュの貯蓄などを差し引くと、「自分のことに使えるお金」は1ヶ月につき3万円だと把握してます。
普段は倹約し、数ヶ月に1回、自分の好きなガジェットを買ってます(笑)
収支を把握するために必要な具体的行動は、家計簿をつけることです。
ただ、
分かっちゃいるけど家計簿つけるのめんどくさいのよ
という方も多いでしょう。
そういう方は、家計簿アプリを使いましょう!
口座情報やカード情報を連携させると、自動で収支を記録してくれるアプリが出ています。
レシートをスキャンするだけでオッケー!というアプリもあります。
自分は、そういった家計簿アプリと、Excelを組み合わせて家計管理しています。
とにかくできるだけ簡略化しながら、自分の収支を把握しましょう!
具体的に数字で自分の懐事情を分かっている人からは、お金は逃げていきません。
家計簿をつけ、チェックする習慣がつくだけで自然と倹約の癖も身につきますよ!
お金が逃げる行動その3:ケチる
ケチる人からは、お金は逃げていきます。
どういうこと?出費をセーブするのは大事でしょ?
という声が聞こえてきそうです。
ただ、出費をセーブするにしても、「ケチ」と「倹約」は違います。
「ケチ」は、「払うべき」あるいは「払った方が良い」お金を払わないこと。
「倹約」は、無駄な支出をカットすること。
全然ちがいます(笑)
ケチらない方がいい理由はシンプル。より幸せな生活に近づくからです。
具体的に説明しますね。
ケース1:買い物
例えば、据え置き型の食洗機を買うとしましょう。
ケチって、2〜3万クラスのモデルを買ったとします。
しかし、正直このクラスのモデルは、入れられる食器の量が少ないです。
洗うための水をいちいち手動で入れる必要があるモデルもあります。
予算を10万弱に引き上げれば、一度にたくさんの食器を洗えますし、大きめのお皿も入れられます。もちろん洗浄も乾燥も全自動です。
自分なら、この5万程度の差額は必要出費だと考えます。
もちろん、生活状況によって話は変わってくると思いますが。
家電によく言えることだと思うんですが、ケチって最安クラスを買うと、結果的に「時間」と「手間」を取られてしまうことが多いです。
「時間」だって自分の大切な財産です。
払うべきところにお金をかけないと、「時間」という大切な財産を失ってしまいます。
機能に満足できず、大して使わなかったり、短期間で別のモデルを買う羽目になってしまったりする可能性も出てきます。
「安物買いの銭失い」とは、よくいったものです。
ケース2:飲み会
もうひとつ例を挙げて説明しますね。
例えば、普段なかなかゆっくり話せない後輩と飲みに行ったとします。
会計の時、一円単位までワリカンする人、どう思いますか?
なんかケチくさくないですか?(笑)
逆に気前よく、「大丈夫!今日は払っとくよ」とか、「一人千円だけちょうだい!あと払っとくよ」とか言われたら、なんかいい人感出ますよね。自分は、こういうふうに言える人になりたいなーと思います(笑)
こうやってサラッと特別なときにお金を出せると、「人望」が生まれます。「人望」も自分の大切な財産です。お金以上の価値があるはずです。
ただ、念のために付け加えますが、人にどんどん金を貢げ!と言いたいわけではありません。出費は、抑えられるに越したことはないです。
しかし、相手や状況によって、自分の気持ち相応のお金を気前よく出すことは、選択肢に入れてもいいんじゃないか?ということです。
物に対しても人に対しても、ケチると、目先のいくらかの出費はなくなるかもしれません。しかし「時間」や「人望」が逃げていくことになります。
忙しい教師にとって、「時間」や「人望」って、お金と同じかそれ以上に大切なものではないでしょうか?
おわりに
いかがだったでしょうか。今回は、「お金が逃げていく人」はどんな人かを解説していきました。
これは完全に個人的な考え方ですが、「人に好かれる人は、お金にも好かれる」と思っています。
汚いやり方・自己中心的なやり方で得たお金や、ラクして儲けたお金は、一時的なお金です。巡り巡って、そのお金はいつか失ってしまうことになると思います。
「あぶく銭」って、言いますよね。
しかし、進んで人を助けたり、困っている人に手を差し伸べたりできる人のところには、将来的にはお金が舞い込んでくると考えます。
だって、そういう人はズルしてお金を得ようとはしないはずですから。
きっと時間をかけて、着実に資産を増やしていけるでしょう。
人望を得て、昇進・昇給のチャンスが舞い込み、収入アップの可能性もあるはずです。
自分は教師なので、子どもたちには、たまにこんな話もします(笑)
みなさんも、私と一緒に、「お金が逃げていく人」でなく、「お金に好かれる人」を目指してみませんか?
ではまた!
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