はじめに
不意打ちにM5 iPad Proが発表されました。

Appleの最新チップを搭載した新モデルは、iPad好きとしては気になるところ。
今回は、
この最新モデルのiPad Proってどうなのか?
公開情報をもとに、教員目線から解説していきたいと思います。
魅力的だが型落ちでも十分
さて結論から。
多くの人はスルーでOK。ただし充電速度の高速化は魅力的!
です。
やはり値段が高すぎますからね。



Proモデルに関しては、ほぼ毎度同じ結論です(笑)
解説していきます。
処理能力は、ほぼ確実にオーバースペック
新型iPad Proに搭載されるM5チップは、さらなる高性能化が謳われています。
ただし、
- ノートや資料の作成、閲覧
- 校務支援レベルでのAI活用
- 授業におけるノートアプリやフリーボード活用
これら教員が行うような活用法なら、型落ちのスペックでもまったく問題ありません。
実際、初期モデルやM1モデルを、学校現場で数年間使っていましたが、なんの不満もありませんでした。



M5モデルを慌てて購入する必要は、ないと思います。


AIによる処理力が上がったともいわれていますが、Apple Intelligenceはまだまだこれからの機能。
ChatGPTのようなクラウド処理の外部アプリを使うのであれば、AIの処理力は、端末の性能よりも通信環境に左右されますからね。
新型・新品のiPadProは、10万円台後半〜20万円台となる高価なモデル。
多くの教員にとっては購入ハードルが高すぎるし、値段ほどの価値を引き出すこともおそらくないでしょう。
ただし:充電速度の進化は嬉しい。
とはいえ魅力的な進化点もあって。



個人的に「おっ!」と感じたのは、充電速度。
公式サイトによると、
60W程度の充電器を使うことによって、30分で最大50%充電
できるとのこと。
体感レベルで充電が「速くなった」と感じられるのなら、これは大きいポイントです。
慌ただしい学校現場でiPadを使おうと思うと、
- 朝の身支度の間にサクッと充電しておきたい
- 授業の合間に少しでもバッテリーを回復させたい
という場面はあります。
私の場合、Apple Watchの高速充電機能にはかなり助けられています。


使ってみて思いますが、充電速度の進化は、どんな教員にとっても推しポイントです。



私のような、家でもバタバタしがちな子育て中の教員にとっては、とくに魅力的な機能!


そして気になる“型落ちモデル”
さらにもう一点。
個人的には、むしろひとつ型落ちのM4 iPad Proが気になります。
M4は、筐体デザインもディスプレイも一新された「フルモデルチェンジ」でしたから。


M5が出たことで、M4モデルの中古が、少しだけリーズナブルになるはずだと期待しています。
そもそも、



教員が高価な「Pro」モデルを使う必要ある?
と思われるかもしれませんが、
- 画面の質(美しさ、Apple Pencilの使い心地)
- Face IDによる快適性
- スピーカーの音質
などは、教員の用途でもハッキリ良さを感じるところです。
さらにM4モデルは、それ以前のモデルに比べて薄型化・軽量化されており、体感で進化を感じられるはず。
質も価格も重視したいなら、型落ちのM4モデルは、アリの選択になってくるかもしれません。



今後の市場価格次第……!
おわりに
M5 iPad Proは、確かに魅力的な進化を遂げています。
なかでも充電速度の高速化はかなり魅力的ポイント!



きっと生活・仕事の質を上げてくれるでしょう。
ただ教員の仕事に限っていえば、正直オーバースペック。
お値段分の性能をフル活用できる人は限られると思います。
Proを選ぶとしたら、何世代も型落ちとなったM1モデルでも、かなりの満足感を得られるはず。
教員のみなさんは、この機会に、今後少しリーズナブルになるであろう「型落ちiPad Proを検討してみては?」と思うところです。
よき相棒が見つかれば。
ではまた!
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