はじめに
こんにちは。
りこぴんです。
この記事をご覧になっているということは、
仕事にiPadを導入してみようかな?
と思っているところでしょう。
しかし、こんな悩みを抱えてはいませんか?
- iPad、便利って聞くけど、本当かな?
- iPadは高いから、買って後悔したくないな。本当に必要?
私は、2年近く仕事にiPadを導入しました。
実際に仕事に活用したり、どの機種がいいのかを試したりした経験があります。
その経験をもとに、
教員にiPadは本当に必要なのか?
という話題について、私の考えを書いていきます。
とくに、
iPadを購入しようとしている先生には、購入前に知っていてもらいたいです。
よければ、最後までご覧くださいね。
iPadは、決して必須ツールではない!
先述の通り、私自身はiPadが大好きで、2年近く仕事に活用中。
教員はどんどん導入したらいいじゃないかと考えています。
その立場からあえて申し上げます。
教員にとってのiPadは、決して必須ツールではありません!
だって、学級経営力や、最低限の授業スキルは、どの先生も身につけようとするじゃないですか?
必須のものだからです。
iPadを使っている教師って、少数派ですよね。
そういうことです。(笑)
指導の上手な教師や、仕事が早い教師には、iPadを使わなくたってなれます。
iPadを使っていなくても仕事のできる教師は、みなさんの周りにたくさんいらっしゃることでしょう。
iPadを使いこなすには、勉強が必要!
しかしながら、iPadが最強の仕事道具であることも間違いありません。
教員の仕事を、一段階レベルアップさせてくれます。
・データ上での直感的な書類整理
・デジタルとアナログを融合させた資料づくり
・効率的な教材研究
iPadにしかできない仕事術は、たくさんあります。
ただ、私もiPad初心者の頃があったから分かるのですが、最初からフルにiPadを使いこなすのってけっこう難しいです。
多少勉強したり、使い方に慣れたりする必要があります。
たとえば、
- Good notesや純正メモといったアプリの有能さを、そもそも知っているか。
- アプリの使い方を、ある程度理解しているか。
- 自分のiPadは、どんなアクセサリに対応しているのか。
こういった知識・技能はあったほうがいいです。
つまりiPadを仕事で活用するためには、
- iPadにたくさん触れる
- iPadの活用法について学ぶ
といったアクションを起こす必要があるんです。
アクションを起こさなければ、仕事道具にはなりません。
iPadを好きになれるか?
iPadにたくさん触れ、使い方を身につけるためには、
iPadを使いたい!
という気持ちがいると思います。
だって、嫌なものや興味がないものについて学ぶのは、苦痛じゃないですか?
自分が「使ってみたい」「やってみたい」と思うからこそ、活用法を身につけようとするはずです。
繰り返しiPadに触れ、仕事術を身につけた頃には、iPadが手放せなくなってるでしょう。
すると、
iPadが好き♡
って気持ちが芽生えてきます(笑)
そしてますますiPadを活用しようという気になります。
私は、この状態。
iPad教員のほとんどは、単純に好きだから使っているはずです(笑)
iPadは、「なくても何とかなる」ツールです。
なくても教員の仕事はできます。
だからこそ、
iPadを使いたい!
と思わないと積極的に使いません。
積極的に使って、慣れて、はじめて最強の仕事道具になるんです。
つまりiPadを使う教員は、
iPadが気になる!使ってみたい!好き!
って気持ちになれるかどうかが大事だと思います(笑)
使い手の考え方も大事!
iPadを買ったからって、超絶仕事ができる教師になれるわけではありません。
大事なのは私たちの考え方や、使い方のほう。
iPadは、私たちの仕事をサポートする相棒でしかありません。
たとえば、
断捨離や仕事の取捨選択、普段からしていますか?
紙だろうとデータだろうと、余分な書類は捨てないといけないし、余分な作業は削るべきです。
じゃないと大事な仕事にかける力や時間がなくなります。
教員の業務量は非常に多いと言われますからね。
いくらiPadで書類をデータ化できるからって、なんでもかんでもデータに取り込んだり、必要ない書類まで取っておいたりしては、効率化につながりません。
あとで確認しにくくなるし、データの保存容量だって食います。
作業にしても、書類にしても、
何を捨て、何を残すか
といった取捨選択力が非常に大事だと、学校現場を見て思います。
これって、iPadを使うとか使わないとかいう問題ではないですよね。
使い手の考え方の問題です。
取捨選択が正確にできる教師は、iPadを使っていようといなかろうと、「仕事がデキる教師」でしょう。
ちょっと違う形の例も挙げます。
私自身の例で恐縮ですが。
私が好んでいた用途に、「研修のレポート制作」があります。
よく研修会に参加しながら、iPadとApple Pencilを使って、その場でイラストや写真入りのレポートを作成していました。
そして授業者の先生や職員に、その日のうちに渡していました。
ただその辺の紙にメモ書きするよりも、自分の学びになるし、周りの人に喜んでもらえます。
この活用例の場合、
レポートを実際に作成したのは、あくまでも使い手である私です。
「周りの人が見て、一目でわかりやすいレポートにしよう」「その場で素早くつくろう」と思ったのも私。
iPadはそれをサポートしてくれただけ。
iPadはあくまでも、作業のレベルを上げてくれるツールにすぎません。
大事なのは、私たちの考え方や使い方なんです。
iPadがいらない人
以上の考えから、「iPadを導入しなくてもよい」教師と、「導入をおすすめする」教師がいると思います。
まとめると、以下のような人。
iPadを導入しなくてもよい教師 | iPad導入をおすすめする教師 |
・iPadに興味がない人 ・仕事の効率化を求めてない人 ・アナログへのこだわりがある人 | ・ガジェット好きな人 ・仕事の効率化を求めている人 |
かんたんに解説します。
iPadに興味がない人
iPadに興味がなければ、使わなくてもよいと思います。
だって、必須ツールじゃありませんから。
そういう人には、iPadの使い方を学ぶ時間よりも、別の有意義な時間の使い方があるかもしれません!
仕事の効率化を求めていない人
自分の時間を完全に自由に使えるから、遅くまで仕事しても平気です!
という人や、
できることは何でもしたい!時間がかかってもいい!
という人など。
効率性を求めていない教師にとって、iPadは魅力的なツールとは感じないかもしれませんね。
個人的には、効率は大事だとは思いますが…
アナログへのこだわりがある人
紙のノートとペンじゃないと自分の考えがまとまりません。
という人や、
資料や掲示物は、ぜったい手づくりじゃないと!
という人など、
アナログ作業に対して何らかのこだわりがある人にも、iPadは向かないと思います。
iPadとApple Pencilより、「紙と鉛筆のほうがしっくりくる」という先生は意外といるかも。
実際、紙と鉛筆のほうが早い場面はたくさんありますからね。
iPadに興味があり、仕事の効率化を求めている人
逆に、
- ガジェット好き
- 仕事の効率化を求めている
このような先生にとって、iPadはクリティカルにヒットする道具だと思います。
代用が効かない、最強の仕事道具となってくれるでしょう。
この気持ちがある先生には、多少値段が高くても、導入することをおすすめします!
iPadは高額ではありますが、意外と安く使えることも。
費用面が気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
教師の仕事を確実にサポートしてくれますよ。
おわりに
いかがだったでしょうか。
教員にとってのiPadは、けっして必須ツールではない
と私が考える理由は、お分かりいただけたでしょうか。
やはり「iPadが好き!」という気持ちが必要なのが大きなところ。
「iPadが好き!使いたい!」といった気持ちが原動力にないと、なかなか仕事道具として活用するのは難しいでしょう。時間も費用もかかりますから。
このブログでは、時折iPadのよさを発信し、アピールしています。
でもなんだかんだ、単に「私はiPadが好き」って話なんです(笑)
iPadを導入するにしても、しないにしても、
iPadは教師の仕事の質を一段階上げてくれる、最強の仕事道具である。
ということと、
大事なのは使い手の考え方
ということは、知っておいたほうがいいかなと思います。
iPadを使っていなくてもデキる教師なんて、たくさんいます。
まちがっても、iPadを使い始めたからといって、使ってない人にマウントをとるようなことはやめましょう(笑)
ただ、きっとこの記事を見ている時点で、iPadが気になっているということ(笑)
そういう人にとっては、もしかしたら最強の仕事道具となるかもしれませんね。
ではまた!
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