はじめに
こんにちは!
りこぴんです。
みなさん、ご自分の教室はきれいにしていますか?

すぐに散らかっちゃって、教室が汚いなあ……
とお悩みの先生は多いのではないでしょうか。
- 気がつけば机の上には謎の山。
- 床にはゴミや誰かの雑巾。
- ロッカーの中もごちゃごちゃ……。
掃除するのも嫌になっちゃいます(笑)



いやぁ〜、忙しくて教室をきれいにする時間なんかないですよ〜
という先生の気持ちもよくわかります。
しかし私は、
多少ほかの仕事を削ってでも、教室環境を整える時間を確保したほうがいいと考えています。
なぜなら、
教室環境を整えることは、学級経営の土台のひとつだからです。
今回は、教室をきれいに保つべき理由と、私が実践してきた具体的な工夫を紹介します。
では、いきましょう!
教室をきれいにするべき理由
教室をきれいに保つべき理由。
それは、落ち着いた学級づくりにつながる、ひとつの要素だからです。



え?教室のきれいさと学級経営って関係あるの?
と思われるかもしれませんね。
しかし10年以上いろんな学級を見てきて、教室環境と学級の雰囲気には、それなりに相関関係があると感じます。
教室が散らかっていると、気持ちよく過ごせない
教室環境を整えるのは、見た目をよくするためだけではありません。
子どもたちが気持ちよく過ごせる環境をつくることが、大切な目的です。
教室に物があふれていたり、床にゴミが落ちていたりすると、なんとなく落ち着かないものですよね。
実際、学級経営に苦労した駆け出しの頃は、教室も今より散らかりがちでした。
そんなある日、授業中にふらっと来られた管理職の先生が、無言で私の教室の掃き掃除をされたことがあります。



今でも尊敬している先生です。
あとで、その先生は一言。



教室はね、きれいにしといた方がいいよ〜
今だからこそ、この言葉は腑に落ちています。
教室環境を整えることも、学級づくりの大切な要素なんですよね。
完璧に片付いた教室を目指す必要はない
ただ、春休み中のような、ものが一掃された教室を目指す必要はありません。
ある程度の生活感は、あってもいいと思います。



子どもたちが毎日生活し、学習する場所ですからね。


大切なのは、不要なものが乱雑に散らかっていない状態を保つこと。
教室は油断するとすぐに散らかるので、日頃から意識して取り組むことが大切です。
前置きが長くなりましたが、ここからは、私がおすすめする3つの具体的な工夫を紹介します。
教室をきれいに保つ3つの工夫
私がおすすめするのは、次の3つです。
- ものを手放す
- 子どもの目の前で掃除をし、ゴミを拾う
- 子どもが立ったら、椅子を机の下に入れさせる
順番に解説していきます。
1. ものを手放す
教室を片付ける前に、まずは教室にあるものを見直しましょう。



ものが多ければ多いほど、整理整頓にも時間がかかります。
片付けることばかり考えるのではなく、そもそも片付けるものを減らすのがおすすめです。
順番にお話ししていきます。
使っていない小道具とサヨナラする
教室に、「なんとなく持っている」小道具がありませんか?
例えば、
- 退職や異動された先生からもらったけれど、1年以上使っていないもの
- 「いつか役に立つかも」と買ったものの、出番がない100均の小道具
- 便利そうだからと、とりあえず保管している大量のケース類
このへんのものは、思い切って手放しちゃいましょう。
私自身、なぜかもらってしまったビンゴマシーンや、「役に立つかも」と買い込んだ大量のケース類を、断捨離すると決めて手放しました。



もったいなーい!
と周りの先生に言われたら、必要な先生に差し上げるのもいいですね(笑)
ただし、学校の備品や共有物は、勝手に処分せず、校内のルールに従って整理しましょう。
タイミングとしては年度末や長期休暇がベストですが、思い立ったが吉日!


プリントの山も、サヨナラする
教室が散らかる原因のひとつが、プリントの山です。
丸つけが終わっていないプリント、机の上に積み重なっていませんか?
プリントを使うこと自体が悪いわけではありません。
ただ、準備したプリントを採点する時間が取れず、返却もできないまま積み上がっていくのなら、やり方を見直してもいいと思います。
授業中に、なんらかの形でチェック・返却まで済ませられればベスト。
ドリルや教科書の問題を、繰り返しノートに解く方法も有効です。
無理なく運用できる形にしましょう。
すでに山ができてしまっているなら、思い切って、まとまった「返却・自己採点タイム(交換採点もアリ)」を設けて、一度リセットしてはいかがでしょうか。



プリントの山がなくなると、机の上だけでなく、気持ちもすっきりしますよ。
子どもたちの片付けタイムを設ける
教室をきれいに保つには、教師だけでなく、子どもたち自身が持ち物を整理することも大切です。
そこでおすすめなのが、片付けタイム。
5分程度の時間を確保して、机の引き出しやロッカーの中を整理させます。
必要なものと不要なものを分け、ゴミを捨て、使いやすい状態に整えましょう。
引き出しやロッカーの中身を一度出して、整理し直しても構いません。
片付けが得意な子は、さっさと終わらせるでしょうから、周りの子の手伝いをしてもらうのもおすすめ。
ただし、子ども同士で片付けを手伝う場合は、相手の持ち物を勝手に捨てたり、必要なものを処分したりしないように伝えてくださいね。


2. 子どもの目の前で掃除をし、ゴミを拾う
教室をきれいに保つために、もうひとつおすすめしたいのが、教師自身が子どもたちの目の前で掃除をすることです。
目的は、子どもたちに「教室はきれいに保とう」というメッセージを伝えること。
言葉で注意するだけでなく、教師自身が行動で示すのです。
例えば、テスト中や読書中、机間巡視のとき。
床に落ちているゴミを拾ったり、ほうきで集めたりするだけでも構いません。
教師が当たり前のようにゴミを拾う姿を、子どもたちに繰り返し見せてください。
叱って掃除させるだけでなく、教師自身が自然に行動する姿勢も大切にしたいですね。
拾った自分自身の心も、少しスッキリする気がします。
日常的な清掃指導にもつながるので、ぜひ試してみてください。



まれに、後で真似してゴミ拾いをしてくれる子が現れるので、そんなときは全力で褒めます(笑)


3. 子どもが立ったら、椅子を机の下に入れさせる
きれいな教室の環境づくりのために、ぜひ取り組んでほしいのが、椅子を机の下に入れる習慣づくりです。
子どもたちが席を離れるとき、椅子を出しっぱなしにしていませんか?
椅子があちこちに飛び出しているだけで、教室は雑然とした印象になります。
反対に、椅子がきちんと机の下に収まっていると、それだけで教室がすっきり見えます。
席を立ったら、無意識に椅子を入れる。
そこまで習慣になれば理想的です。
具体的な指導法は、こちらの記事にまとめています。


この指導は、とにかく根気が必要です(笑)
私の肌感覚では、どんなに速くても1〜2週間は必要。
一部の子は、かなり面倒くさがります。
それでも、すぐに諦めず、根気強く指導していきましょう。
私の経験では、学級経営が安定している先生ほど、こうした細かな習慣づくりを大切にしている印象があります。
ちなみに、私がある学級を担任していたときの話ですが。
教師用椅子を、机の下に入れず、派手に放置したことが何度もあり、「先生もけっこうやってませんよ〜!(笑)」と大ブーイングを受けたことがあります。



言うからには、教師側も気をつけましょう(笑)
おわりに
今回は、教室をきれいに保つための工夫を紹介しました。
教室環境を整えることは、単に見た目をよくするためだけではありません。
子どもたちが気持ちよく学習し、ものを大切に扱い、落ち着いて過ごせる環境をつくることにもつながります。
そのために、まずは次の3つから始めてみましょう。
- ものを手放す
- 子どもの目の前で掃除をし、ゴミを拾う
- 子どもが立ったら、椅子を机の下に入れさせる
どれも、特別な道具や大がかりな準備が必要なものではありません。



必要なのは、思い切りと、根気くらい。
まずは、子どもたちが帰った後、使っていないものをひとつ手放すところから始めてみませんか?(笑)
小さな積み重ねが、教室環境を変え、学級づくりを支えてくれるはずです。
ではまた!







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