はじめに
こんにちは、りこぴんです。
先生方、こんなお悩みを抱えてはいませんか?
うーん、なかなかお金が貯まらないよ…
何かをきっかけに出費が増えると、こう思いますよね。
教員は、よっぽど散財しない限り、正直お金には困らないはずです。
とくに独身時代は。
しかし結婚を考えたり、家族ができたりすると、出費が増える。
そのときになって初めて真剣に、「お金のことについて考えたい!」と思う、私のような先生はきっと多いのではないでしょうか。
若いうちの教員は、けっしてお金持ちではありませんからね。
こちらの記事も、ご興味があれば。
【教員夫婦が解説!】「教員夫婦はお金持ち!」って、ホント?
今回は、そんな先生方に向けて、「教員におすすめの貯金法」をご紹介します。
私は、今回ご紹介する節約で、年間の貯金額が10万円以上増えました。
投資で増えたとかじゃなくて、純粋に、貯まった金額です。
最後に述べますが、今回ご紹介する取り組みは、教師としてのスキルアップも望めます。
私の体験談をもとにお話ししますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
ではいきます!
教員におすすめの貯金法
教員が貯金するためにおすすめのプランは、以下の4つです。
- 格安SIMに変える
- ネット型保険を契約する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を始める
- ポイントがつく支払い方をする
なぜ、この4つ?
これらの取り組みがおすすめな理由は、日々がラクになる節約だから。
手続き等は面倒かもしれませんが、取り組んでしまえば、日々自然に節約できます。
教師は忙しいから、日々がラクになる節約術の方がいいんです。
教師はまず、家計管理
そもそもなんですが、忙しいからか、教師は意外と家計管理にルーズな人が多いです(笑)
今回お話しする方法も、基本的なことなんですが、やってない人が多いはず。
お金のことを考えるなら、まず家計管理。
こちらでも解説していますので、ぜひ!
【教員の資産形成】教員こそ、お金や投資について考えよう
そして、節約に取り組んでみましょう。
順番に私の経験を話していきますね。
格安SIMに変える
スマホの通信会社を格安SIMに変えました。
私は、ギガ数をわんさか使うヘビーユーザーではありません。
それでも大手キャリアで契約していたときは、月々に約5千円の支払いがありました。
この出費を削りたいと思い、思い切って格安SIMに乗り換え。
以前と同程度の内容で契約すると、月々の支払いは約2千円に。
初めての乗り換えは正直ちょっと大変でした(笑)
私の場合、月々約3千円の節約になりましたので、
3,000円×12ヶ月=36,000円
ネット型保険を契約する
お金のことを考えるなら、保険はネット型がよいです。
すべて自分で手続きするぶん、対面で契約するより、安くなることが多いからです。
自動車保険
切り替える前の保険額は、年間で約8万円。
同程度の契約内容にして、ネット型保険で見積もりをとると、年間で約5万5千円となりました。
さらに、
「車両保険は、いらないかな」
と判断し、契約のタイミングでカットすることに。
すると、年間の支払額は、約3万7千円となりました。
ディーラーで保険を契約すれば、もしものときに、馴染みのある営業マンに直で連絡できるという安心感はありますけどね。
私は、安心より、節約をとりました。
生命保険
ついでに生命保険の内容も見直しました。
もともと契約していたネット型生命保険の、「いらない」と判断したオプションを削りました。
ちなみに私の場合、契約はネットでできるけど、解約は、電話じゃないとできませんでした。
こういう、ひと手間がやっかいなんですよね(笑)
すると、月々約3千円だった出費が、約2千円に。
保険契約の見直しで…
- <自動車保険代>
-
80,000円―37,000円=43,000円
- <生命保険代>
-
1,000円×12ヶ月=12,000円
- <合計>
-
43,000円+12,000円=55,000円
iDeCo(個人型確定拠出年金)を始める
iDeCoを始めることにしました。
なぜなら、老後資金を貯めながら節税できるから。
納めるべき税金が少なくなるから、手元の貯金も増えるわけです。
iDeCoとは(簡単に)
iDeCoってそもそも何?
って方のために噛み砕いて説明すると、
どうせ老後に向けてお金を貯めるなら、資産運用して増やしませんか?
しかも掛け金を控除して、納める税金を減らしますよ〜
っていう制度です。
お金のことを考えるなら、活用しない手はない制度ですね。
現在、保険会社で個人年金を積み立てている方もいるのではないでしょうか?
その感覚と同じです。
プラスαで節税もできる、お得な国の制度だと考えてください。
国の制度というだけで安心感がありますよね。
ただし、60歳になるまで引き出せないというデメリットもあります。
具体的な積み立て額と節税額
公務員である教員は、毎月12,000円まで積み立てることができます。
追記:2024年12月から、上限は2万円に上がります!
私は、12,000円を毎月積み立てています。
すると、年間で144,000円、積み立てることになりますね。
この144,000円ぶん、本来なら支払うべき所得税が少なくなるわけです。
私の年収だと、支払うべき所得税は、所得の20%。
具体的に計算すると、
144,000円×0.2=28,800円
多くの教員は、同じ額の節税ができるでしょう。
この額は、年末調整で返ってきます。
ほんとはiDeCoで控除された分、次の年に支払う住民税も少なくなります。
節税効果は、この額以上にありますね。
ポイントがつく支払い方をする
出費がある際、できるだけポイントがつくように、カード払いかキャッシュレス決済を心がけるようになりました。
どうせお金を支払うなら、ポイントがついた方がお得ですよね(笑)
昔の私は、基本、現金払い。
お金が足りなくなったらATMに出向き、列に並んで、手数料を払って引き出す。
一応クレジットカードは持っていましたが、ポイント還元はほぼないやつ。
それはもう非効率な時間とお金の使い方をしていました(笑)
今の私の場合、大雑把に平均すると、月に6万円程度はカード払いの出費があります。
つまり年間でのカードの支払額は、
60,000円×12ヶ月=720,000円。
ポイント還元率を1%程度として考えた場合、
72万円×0.01=7,200円。
しかし実際は、これよりポイント還元率が上がることが多いです。
カード払い、キャッシュレス決済を心がけることにより、
財布をほぼ使わなくなり、身の回りがスリムになったのも良かったです。
具体的に、いくら節約できたの?
整理してみます。
格安SIMへ | 約36,000円 |
保険の見直し | 約55,000円 |
iDeCo | 約28,000円 |
ポイント支払い | 約8,000円 |
合計 | 約127,000円 |
すべて基本的な節約法なので、以前の私に、節約意識がなさすぎたともいえますね(笑)
教員の節約は、手続きから!
もちろん、「電気を小まめに消す」とかの、日常でできる地道な節約も大事。
ただ、12万7千円を、地道な節約で生み出すのは厳しくないでしょうか?(笑)
投資で生み出すのだって大変。
教師は固定給ですから、
いつもより働いて、12万余計に稼ぐぞ!
なんてことも、もちろん不可能(笑)
だから少々面倒でしたが、すべて手続きをしてよかったなと感じています。
長期的にも効果大!
今回は、一年間での試算。
単純計算すれば、10年後は、節約しないときと比べて100万円以上貯蓄額が増えることになるわけです。
大きいですよね。
だから早めの取り掛かりが大事です。
おわりに
教員が貯金するためにおすすめのプランは、以下の4つです。
- 格安SIMに変える
- ネット型保険を契約する
- iDeCo(個人型確定拠出年金)を始める
- ポイントがつく支払い方をする
お金に無頓着な人ほど、取り組むと、効果は絶大だと思います(笑)
「めんどさ」に立ち向かおう!
こういった手続きって、正直面倒ですよね(笑)
ただ、「面倒」という気持ちに立ち向かうからこそ、余計な出費を削ることができます。
気持ちの問題です。
「調べる、考える」って、大事!
気持ちの問題といえば、もうひとつ。
店頭で人と話しながら契約したほうが安心ですよ〜
とか、
大手と契約すれば安心だから…
とか、そんな気持ちもあるでしょう。
わかります。
しかし、
節約を優先するなら、「安心」という理由だけで高いお金を払ってはだめです。
安心を得ようとすると、どうしてもお金がかかりますから。
でも人間、「安心」はしたいもの。
それなら、面倒でも自分でしっかり調べて考え、自分で納得することが大事です。
調べて納得すれば、安心できるはず。
「自分で調べる、考える」
これってまさに、いま教員が子どもたちに身につけさせようとしている力ではないでしょうか?
今回ご紹介する取り組みを通して、教師自身が「自分で調べ、考えること」を実践できます。
自己研修です。(笑)
「お金を貯めたい!」と思う先生方に、私の経験が、少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた!
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