【教員の資産形成】教員こそ、お金や投資について考えよう

目次

はじめに

こんにちは、日々のお仕事いつもお疲れ様です。

今回の記事では、「教員こそ、お金や投資について考えよう」というテーマでお話しをしていきます。

お金について、きちんと考えたいなあ…

投資に興味はあるんだけど、どうなんだろう?

と悩んでいる先生方に向けて書く記事になります。

結論を言うと、教員が資産形成・投資を行うことは、「とってもオススメ」です!

今回の記事をお読みいただくと、「お金の勉強を始めてみるか!」と思い立って頂けると思います(笑)

将来のお金についてきちんと考えたいけどお悩み中の方、ぜひ最後までご覧くださいね。

資産形成を考える教師が、少ない理由

私の身の回りで、お金について真剣に考えている教員は、ほぼいません。

りこぴん

明らかに少数派。

教員が資産形成を行おうとしない理由は、大きく3つあります。

  • 忙しいから
  • お金に困っていないから
  • 堅実派の人が多いから

順番に考えていきますね。

忙しいから

教員は忙しいです。

忙しいのは、単純に仕事量の問題だけでなく、意識的な問題もあります。

教員は真面目な人が多いので、時間外も授業のことや子どものことを考えている人が多いはず。

すると、自分のお金のことを考えるのは、どうしても後回しになってしまいます。

具体的に考えてみましょう。

例えば、みなさん、ご自分が入っている保険の中身を、正確にご存知ですか?

月にいくら払っていて、どんなオプションがついていて、どんなときに保険金が降りるのか、把握しているでしょうか?

りこぴん

教員は、結構答えられないはずです(笑)

把握できない理由は恐らく、保険の営業さんに勧められただけの保険に入っているから

忙しいから」という理由で、あまり考えずに保険に加入している人が多いと思います。

しかし、お金のことを少し勉強すると、保険金のような毎月必ず発生する固定費の見直しは、欠かせないことだとすぐに分かります

それなのに、自分の入っている保険の内容はおろか、月々いくら払っているのかもよく理解できてない。これでは、なかなか効率的にお金が貯まりません。

りこぴん

偉そうに言っていますが、これは数年前の私です(笑)

私自身の経験からも言えますが、教員は、お金の使い方について考えるための時間と、心の余裕が、なかなか持てないんです。

仕事多すぎて、他のことは考えられん!

お金なんて二の次でしょ。
子どもたちのためになることを!

このように思っている先生方、少なくないはずですよね。

正直お金に困っていないから

恐らく教員の収入なら、余程の贅沢をしなければ、生活に困ることはありません

例え家庭を持ったり、子どもができたりしても、なんとなく一年間くらいの通算で「赤字にはなってないよ」という教員が多いのではないでしょうか

だから、お金について真剣に考える必要性がないんです。

公務員は正直、福利厚生的にもとても恵まれていますから、待遇も悪くない。

りこぴん

いつもぬるま湯に浸かっている状態です(笑)

資産形成に一歩を踏み出すのは、どうしても出遅れますね。

堅実派の人が多いから

たくさんの教員と接しての印象ですが、やはり教員は、マジメで慎重派

そして、公務員という職を選んでいる時点で、安定志向の方が多かろうと思われます。

りこぴん

実際自分も、「安定」って言葉は大好きです(笑)

そのマインドで、資産形成のために「株を買おう!」とか、「投資やろう!」とかって言われると、

投資なんてこわいよ!

株なんて!お金なくなっちゃうかもしれないじゃん!

って、気持ちになる方、多いのではないでしょうか?

りこぴん

これも数年前の私です(笑)

そう思っている方の多くは、きっと、しっかり貯金していることでしょう

しっかり貯金している教員が、

貯金が安全だから。
貯金で十分だよ。

自分は投資なんてしなくて大丈夫!
しっかり貯金できてるから!

って思っちゃうのも分かりますね。

実際それで生活できてますし。

教員は特に、資産が減ってしまうリスクの方を、先に考えてしまいがちです(あくまで主観)。

誰だって、手持ちのお金が減ってしまうのは、怖いですよね。

それでも、教員に資産形成をオススメする理由

以上のことを踏まえても、教員が資産形成を進めることは、とてもオススメです

その理由は、大きく2つあります。

  • 自分自身の幸福度が上がるから
  • 価値観が広がるから

順番に解説していきますね。

自分自身の幸福度が上がるから

人生の幸福度が上がる

いちばんは、これです。

例えば、今よりも自由に使えるお金が増えれば、どんなことができるでしょう。

行きたくても行けなかったところに、家族旅行に行けるかもしれませんね。

ちょっといいお店に、ランチに行けるかもしれませんね。

自分が、「高いから」という理由で買えなかった本当に欲しいものを、購入できるかもしれませんね。

そうなると、自分の幸福度が上がります。

自分の今後の生活を、より豊かにすることができます。

いや、別に贅沢しなくていいのよ。

っておっしゃる先生もいらっしゃるかもしれません。

教員はマジメですから(笑)

でも、自由に使えるお金が増えることで、「○○に行けるかも」「○○が買えるかも」っていう選択肢が増えるのが大事なんです

ホントに行ったり買ったりするかは置いといて。

プライベートでできることの選択肢が増えると、心の余裕ができます

心の余裕ができると、仕事中も笑顔が増えます。今までお金の問題で我慢していた自分の願いが、今後叶うかもしれないと思うと、ワクワクした毎日になりそうじゃないですか?

いつもワクワクしている先生が担任だと、なんか素敵じゃないですか?

りこぴん

自分が子どもなら、ムスッとした表情の先生より、楽しそうな先生に担任してもらいたいですね(笑)

そもそもですが、アニメやドラマに出てくるお金持ちのような贅沢な暮らしには、ならないと思います

資産形成はむしろ、お金の無駄遣いをやめるところからスタートしますから。

りこぴん

無駄遣いしてちゃお金は貯まりません。
贅沢どころか、生活はつつましくなると思います(笑)

懐の余裕は、心の余裕

そして、心の余裕という点からもうひとつ。

資産形成が進むと、お金の問題で仕方なく仕事を続ける必要は、なくなります。

これもホントに辞めるかどうかは置いといて、将来的に、最悪仕事辞めても大丈夫」って選択肢ができることがいいんです。

教員生活を送ってると、しんどくてたまんない時が来るかもしれません。

そんなとき、

お金のために、仕事は続けないと…

って人と、

心と体を壊すくらいなら、仕事やめちゃえ

って思える人と、どちらの方がメンタルを保ち続けられるでしょう。

当然、後者でしょうね。

「辞める」という切り札を持ちつつ、できるだけ平穏なメンタルで仕事に取り組める。

これも、資産形成によって将来的に幸福度を上げられる理由のひとつです。

価値観が広がるから

資産形成をすると、価値観が広がります。

というより、教員の世界が閉鎖的すぎるのでしょう(笑)

教員はなんとなく、「お金は、労働の対価として得るもの」と思っている人が多いです。

働くとは、組織の中で嫌な仕事も頑張って、やり抜くということ」という価値観もあります。

実際、自分たちがそうですから。

りこぴん

子どもに指導するときも、「しっかり働きなさい!」とか、「嫌なことから逃げ続けて、将来どうすんの!」とか言っちゃいますもんね。

しかし、資産形成を進める中で、投資を行ってみると、少し考えが変わります。

お金に働いてもらい、資産を拡大させる

という体験を得ることができるからです。

自分が労働して稼ぐこと以外にも、収入を得たり、資産を大きくしたりする手段があるのだと気づくことができます。

これは大きな価値観の広がりですね。

投資をして価値観が広がると、起業して経営者になったり、資産家になったりする生き方だってあるよねって思いながら、子どもへの指導にあたることができます。

りこぴん

ほとんどの子どもは、将来私たちと同じ労働者になるだろうから、やってる指導に間違いはないと思うんですけどね。

ただ、身を粉にして働くことだけが収入を得る手段だと考えている教員と、指導の仕方は変わってくると思います。

現実世界についてもう少し考えてみましょう。

多くの人は、企業の中で働いています。

自営業を営んでいる人もいるでしょう。

そうした人たちは、利益」を生むことを目的に働いています。

なぜなら、利益を生むことができない仕事は、潰れてしまう運命にあるからです。

利益を生むためには、できるだけ多くの成果を、できるだけ短い時間で生むことが必要になります。

投資するために企業を分析してみると、教員である自分が、営利企業なら大切にしているはずの「効率性」「生産性」を、かなり軽視して働いていることに気が付きます

「子どものためなら」という理由だけで、夜遅くまで仕事したり、休日にまで仕事をやったりしてしまいがちな私たちとは、大きな違いですね(笑)

りこぴん

純粋に子どものためにだけ仕事できるのが、教員の良さでもあるんですが。

「お金にならないんだから仕事の手を抜こうよ!」と言いたいわけではないです。

教員の働き方に関する考え方は、どちらかというと少数派であるという価値観。

そして、同じ成果を上げるなら、短い時間でという価値観が、投資によって身につくことが、いいと思うんです。

おわりに

少し長くなりました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

幸福度が上がる」「価値観が広がる」という2つの理由から、教員もお金についてしっかり考え、自分の資産形成を行なっていくことをオススメします

しかし、ここまで読んでも、

メリットがあることはわかったけど、やっぱりお金が減るかもしれない投資は怖いよ〜

って思う方に向けて一言。

その気持ちを、忘れないようにしてください。

確かに投資には、リスクがあります。

やり方やタイミングによっては、資産が減る可能性はあります。

ただしリスクの大きさは、ある程度コントロールすることができます。

リスク許容度によって、投資手段は様々です。

教員におすすめの投資法は、こちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧下さいね。
【投資をしてみたい先生へ】おすすめの投資の始め方!

投資はしたいけど、リスクを限りな〜く低くしたい!というなら、例えば債権投資という手段だってあります。

債券投資なら、リターンは低いですが、元本割れの恐れはありませんからね。

安定して資産形成を行っていきたいという気持ちがある方は、過度なリスクをとった、ギャンブルのような投資は行わないはずです

お金について勉強する中で、様々な資産形成のスタイルがあることが、少しずつ分かっていきます。

りこぴん

投資は、資産形成の一部にすぎないということも。

あとは、1歩踏み出すかどうかは、自分次第。

私も偉そうにお話ししましたが、まだまだ勉強中の身です。

一緒にお金の勉強、してみませんか?

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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