【男性教員の1ヶ月育休】最高の時間でした

目次

はじめに

こんにちは。りこぴんです。

この記事をごらんになっているということは、

男性教員の育休取得

に興味がありますね?

私は6年生担任、校務分掌の主任をしながら、1ヶ月間の育休を取得した男性教員です。

1ヶ月程度、育休を取りたい!
実際に取得した人の感想が知りたいな〜

という男性教員の方や、

夫に1ヶ月程度の育休をとってもらいたいけど、実際に取得した人の体験談が知りたいな!

という女性教員の方。

私の体験談をお話しします。

りこぴん

私の個人的な感想や思いであり、みなさんに当てはまるかどうかはわかりません。
でも参考になれば嬉しいです。

ぜひ最後までご覧くださいね。

男性教員が、1ヶ月の育休を取得してみて

まず結論から。

1ヶ月の育休期間は、控えめに言って、

最高でした!

りこぴん

本当に、取ってよかった。

人生の大事な大事な1ページになったと思います。

そのわけは、大きく3つ。

  • 時間と心に余裕ができたから
  • 家族の力になれたから
  • 私自身のリフレッシュになったから

くわしく話していきますね。

時間と心に余裕ができたから

これがいちばんの理由ですね。

育休期間は、時間と心に、大きく余裕ができました。

時間の余裕

言わずもがな、

教員は常に時間に追われます。

私自身は、夕方のお迎えに間に合わせるために、朝早く出勤していました

どうしても持ち帰りの仕事もありました

1ヶ月間だけは、そうした問題から解放されました。

りこぴん

育休を取ってみて、「ああ、いつも時間に追われてたんだなあ」って改めて気づきましたね。

家族としっかり一緒にいられる時間をつくることができました。

心の余裕

どちらかといえば、心への影響の方が大きかったと思います。

仕事をしているときって、どうしても明日の仕事のことを考えてしまいますよね

土日でさえも、

月曜の国語は、◯◯の準備がいるな…
算数は◯◯を準備して…

みたいに、来週の仕事のことを考えてしまいませんか

仕事でない時間も、心が仕事に向いちゃうんです。

きっと教員には、そんな人が多いでしょう。

りこぴん

私自身は、幼い我が子を抱っこしながらも、頭の中は次の日の仕事のこと…という状態がしょっちゅうでした。

夜遅くまで我が子がぐずったり、寝なかったりすると、

ゔぁー!明日も仕事なのにー!

とか思っちゃってました。

りこぴん

校務分掌の主任をしていたので、行事ごとが近づいてくると、特にそう感じてましたね。

心の余裕がなかったです。

ですが、育休期間は、心もばっちり我が子に向けることができました

次の日のことで焦ったり心配したりすることなく、我が子と向き合うことができました。

私にとっても、我が子にとってもよかったと思います。

りこぴん

我が子と一緒にいるのが、素直に楽しかったですね。

家族の力になれたから

ふたつめの理由は、家族の力になれたことです。

1ヶ月の育休期間中は、普段妻に任せきりだった家事や、子どもの世話に取り組むことができました。

上の子の保育園への送り迎えをしたり、ご飯をつくったり、次女を思う存分抱っこしたり。

りこぴん

少しは助けになれたかなと思います。

私はそもそも、できる限り家族の時間をつくり、家庭を豊かにしたいと考えていました。

にもかかわらず、育休直前は仕事が滞ったり、生徒指導があったりして、帰りが遅くなってしまうことが増えていました

仕事にかける時間が多くなってしまい、自己嫌悪感や、妻への申し訳なさが大きかったです。

育休期間は、そうした思いがだいぶなくなりました。

家族の力になり、家族との時間をつくることができたからです。

少し自分に自信が持てました。

家族だけでなく、自分の心にとっても、育休期間はよかったなと思います。

私自身のリフレッシュになったから

さいごの理由は、私自身のリフレッシュになったことです。

この理由は、先ほどお話しした、ふたつの理由とつながっています。

心の余裕がなかった育休前

育休に入る寸前まで、正直、私はいっぱいいっぱいでした。

毎日定時帰りを目指しながら、校務分掌をこなし、急な生徒指導や保護者からの電話に対応し、朝はできるだけ早く出勤し…。

同学年の先生に頭下げて、仕事を何度も残してきました。

非常に申し訳なく思いながらも、仕事を切り上げるために無理やり帰ってました

家族と仕事のバランスを取るのに必死でした。

りこぴん

私が不器用だったのもありますが。
余裕がありませんでした。

そんな状態だったからでしょう。

何だか、仕事が自分の思うように進まないことが多かったんです。

りこぴん

子どものちょっとした悪ふざけや、同僚の先生の言動に、必要以上にピリピリしてしまうことも、よくありました。

「子どもを持ちながら6年担任くらい、誰でもやってる」
「保育園への送り迎えをしながら校務分掌の主任をすることくらい、いろんな人がやってる」

そんなふうに自分に言い聞かせながらも、うまく仕事が回せない自分に対して苛立っていました

人と比べることに、意味なんかないのに

りこぴん

我ながらだめな状態だったなあと思います(笑)

心の平穏って、大切!

しかし、1ヶ月の育休期間で、私のメンタルには変化がありました。

育休前半は正直、

りこぴん

(また仕事始まるの、憂鬱だなあ〜)

という気持ちがあったんですが(笑)

育休明け前夜。

私の仕事へのモチベーションは、思った以上に高かったんです。

憂鬱さはあまりなく、何ならワクワクしてました。

りこぴん

自分でもびっくり。

私が育休をとった時期は、冬休みが明けてすぐの1月。

育休明けからは、「残り2ヶ月だ」っていうゴールが見えてきたのもあったかもしれません。

以前よりかなり前向きに仕事に取り組むことができました

6年担任だったので、卒業に向けて一直線。

私の学級の雰囲気も、育休前より、明らかによかったと思います。

りこぴん

3月の卒業式は、私にとって感動的でした。

きっと子どもたちの思い出にも残ったはずです。

私自身が、最後の2ヶ月を「よかった」と思えたのは、

しっかり家族との時間を取り、自分の気持ちがリフレッシュされた

のが大きな理由のひとつだと思います。

仕事をうまく回せず、家族との時間を満足にとれず、フラストレーションが溜まっていた自分のままだと、いい形では迎えられなかったかもしれません。

りこぴん

育休は、私と、私の学級のラスト2ヶ月に、とてもいい影響を与えてくれました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

育休は、家族のためだけのものではありません。

取ったパパ自身にも、いい影響を与えるんです。

りこぴん

少なくとも私にとっての1ヶ月間の育休は、そうでした。

育休を取って、感じたこと

少し前までの自分なら、育休を取るという選択はしてなかったと思います。

子どもが生まれたとはいえ、

六年担任と、校務分掌の主任

それなりに重要な役目でした。

責任持って一年間やり通さねば!

と思っていたでしょう。

仕事に穴を開けて、職場の人に迷惑をかけるのも嫌だったと思います。

しかし育休を取ってみて思ったのは、

家族や自分の生活も大事だ

ってことです。

仕事も大事だけど…

たしかに仕事は大事。

社会貢献になるし、給料が出るし、自分の存在意義を見出すこともできる。

特に教員は、教育へのやりがいを感じて仕事と向き合ってる人が多いはず。

がんばることも、ときには必要だと思います。

りこぴん

それなりに思いがないと、教員という仕事は続きません。

しかし、自分ひとりならまだしも、家族を犠牲にしてまでがんばる意味って、あるのでしょうか。

教員だって、ときには自分や家族のことを大切にするための時間が必要なのではないでしょうか。

りこぴん

充実した家族との時間と、心のゆとりを得られたことで、私はそう考えるようになりました。

男性教員の育休は、いいもんですよ

少しでも家族との時間を大切にしたいと思うパパ教員には、育休取得をおすすめします。

ほぼお金の心配をせず、家族との時間が取れるのですから。

たしかに、人手不足の教育界で休みをとるのは、自分も周りも少々大変です

とくに男性は、正直まだ気を遣うでしょう。

りこぴん

経験したから、わかります。

取得するまでの経験談や、具体的取り組みは、こちらの記事にまとめてます。
ぜひこちらの記事もご一読くださいね。

しかし育休は、

その大変さに見合う、価値ある時間を与えてくれます。

家族のためになるのはもちろんですが、パパ教員自身にとってもいい時間となるでしょう。

そしてもし育休を取得した暁には、パパ教員の穴を埋めてくれる職場への感謝の気持ちを忘れず、思う存分家族との時間を楽しんでくださいね。

人生の大事な1ページになりますよ。

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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