はじめに
こんにちは。りこぴんです。
教員って、疲れますよね。
いろんな疲れが重なっているはずですが、そのひとつに、
「判断する量」の多さ
が、あるのではないかと思います。
りこぴん今回は、そんな「教員の判断疲れ」について考えてみます。
・少しでも心身の疲れを減らしたい
・なんとか仕事と家庭を両立させたい
そんな先生方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
教員は、朝から判断が多い
朝、職員室や教室に入る前までに、どんなことを考えていますか?
- 今日の算数、どうしようかな
- 今日の国語は、◯◯を準備した方がいいかな
- 音楽は音楽室でやろうかな、教室でしようかな
- ◯◯さん大丈夫かな。今日、話を聞いた方がいいかな
- あ、そういえば◯◯の提出文書、そろそろ手をつけた方がいいかな
おそらく、こんなところでしょう。



私自身そうですし、周りの先生も、少なからず同じようなことをしているようです。
とにかく大なり小なり、「どうしようか」と、朝から頭を回転させているんですよね。
1日を通して、「どっちが正解?」を考え続ける
1日が始まると、さらに判断の回数は増えていきます。
しかも、朝よりも判断のスピードを求められる場面が増えます。
教員の1日は判断の連続
教員の1日は、判断の連続です。
何度もやってくる、子どもからの、



◯◯してもいいですか?
は、その最たる場面ですよね(笑)
- いいのか、だめなのか。
- だめなら、なぜなのか。
- その代わり、どう指示するのか。
数秒で判断しなければなりません。
それだけではないです。
子どもの気になる態度や行動があれば、
- 注意する?
- 話を聞く?
- もう少し様子を見る?
- 注意するなら、どう声をかける?
- 保護者に連絡する?
- 管理職に報告する?
その場面に応じて、次々と判断していきます。
しかも、日常の小さな出来事には、「これが絶対に正解」と言い切れないものが非常に多い。
それでも、その場で判断して、行動して、子どもを動かす。
さらに放課後や隙間時間には、休憩なんてほぼゼロのまま、
・同僚や管理職
・保護者
・地域
との連絡内容や、タイミングまで考えます。
これが教員の毎日です。



そりゃ疲れます。
ベテランの教員にちょっとした余裕が見えるのは、ある程度自分の「判断」に自信が持てるからなんですよね。
「判断疲れ」は、その場で終わらない
教員の「勤務時間の長さ」や「ストレス要因の多さ」は、よく話題になります。
でもこの「判断量の多さ」も、間違いなく疲れの要因でしょう。
しかも日常の指導場面では、一人で判断・対応することも少なくありません。
だから、
「今日の対応、あれでよかったかな……」
と、帰宅してからも考えてしまう。



これもまた、疲れるんですよね。
単純な作業なら、終われば頭から離れます。
でも「判断」は、終わった後まで頭や心に残ります。
子育てが加わると、さらにすごい
子育て中の教員にとっては、ここで一日が終わるわけではありません。
「今日は間に合うか……」
とハラハラしながら仕事のラストスパート。
なんとか職場を脱出し、帰宅しながら、
- ご飯どうする?
- 今日はお風呂から?ご飯から?
と、第二ラウンドの準備が始まります。
しかも頭の中で立てた予定は、我が子の気分次第で簡単に覆される(笑)
ようやくご飯やお風呂が落ち着いたと思ったら、
- 集金の徴収きてたけど、どうする?
- こんどの行事、保護者参加らしいけど、どうする?
- ぜんぜん歯磨きしないんですけど。どうする?
と、仕事で一日中判断してきたのに、家でも判断。



もう夜には限界がきますね(笑)
だから私は、判断を減らすようにしています
少しでも疲労を減らしたい。
疲れの中身を紐解く中で、最近の私は、「判断しなくても済む仕組み」を作るようになりました。
例えば、あらかじめ自分なりの基準を決めておく。
- 80点うまくいけばよしとする
- 他人がかかわる仕事から手をつける
- タイムリミットはギリギリ17:20と決める
など。
こうした基準に沿って力配分を決めておけば、毎回ゼロから「さあ、どうしよう」と考える必要がありません。



少しは消費するエネルギーが減ります。
また、思考環境をスッキリさせるために、周りのものを減らすのも効果的でした。
- 管理するものが減る
- 「どれにしようかな」と迷う余地が減る
それだけでも、時間と心の余裕が生まれます。


頑張るより、「判断しない」ことも大切
教員は真面目な人が多いので、



頑張って間に合わせないと!



頑張って終わらせないと!
と、ついつい「頑張り」で解決しようとしがちです。
もちろん、そういう精神力が必要な場面もあります。
でも、すべてに100%の力を注ぐのは無理です。
そもそも教員は、日常的に判断することが多すぎる。
だから私は、
「これは本気で考える。でも、これは考えすぎない」
という引き算の考え方も大切だと思っています。



じゃないと、ここぞという場面でいい判断ができません。
私の場合、
・いじめにつながる(つながりかねない)トラブルへの生徒指導
・保護者対応
・子どもの安全
・ここぞという授業
こういう場面では、自分の中でギアを上げる。
逆に、それ以外は100%の正解を求めなくてもいい。
そんなふうに、力の入れ方を変えるようにしています。
人間関係でも「判断しすぎない」
少し話は脱線しますが、「判断を減らす」のは、人間関係においても大切かもしれません。
以前読んだ『反応しない練習』(著:草薙龍瞬)では、他人を見て、
- あの人のやり方は間違っている!
- あの人の言っていることは、絶対におかしい!
なんて考えてしまうことも、ひとつの判断として捉えています。



これも、意外とエネルギーを使っているそう。
- あの人は、ああやるのね
- あの人は、あんなふうに考えるのね
くらいにしておいて、人間関係でも余計な判断をしない。
これだけでも、少しラクになるのではないでしょうか。
おわりに
教員の疲れは、単純に「仕事が多いから」だけではないのかもしれません。
求められる判断の量とスピードが、えげつない。



これも教員の疲れの正体のひとつだです。
だからこそ、
何を判断し、何を判断しないか。
これを意識するだけでも、毎日は少し変わります。
- モノを減らす。
- 仕事を仕組み化する。
- 選択肢を減らす。
- 人に聞く。
- 80点で終わらせる。
毎日の小さな判断を減らすと、頭の中に少し余白が生まれます。
忙しい毎日だからこそ、頑張ることを増やすのではなく、
「思考・判断」を少し手放してみる。



毎日、きっついなあ……
と思っている先生。ぜひ一度実践してみられてはどうでしょう。
ではまた!









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