【実機で考察！】教員にiPad用Magic Keyboardは、おすすめ？

はじめに

こんにちは。

りこぴんです。

今回は、iPadを仕事に使っている人なら誰でも気になるであろう、

Magic Keyboard

について考察します。

いい製品だというのは大前提の上で、

教師におすすめできるか

という視点で考えていきます。

何だかんだ文字入力をしたくなる場面は多いから、iPadにキーボードはあった方がいいと思うんですよね。

と思っている先生は、ぜひ最後までご覧くださいね。

＜注＞
今回の記事では、旧型をもとに考察しています。
アルミ製の新型もありますが、旧型より少々重量が軽くなるだけ。
使用感は変わりないと思われます。

性能重視の人は、入手の価値あり！

さて、まずは結論から。

優先的に手にいれる必要はないが、キーボードの性能を重視したいなら、入手の価値あり！

ですね。

iPad用のMagic Keyboardは、純正なだけあって、かなり品質が高いです。

教員が導入するにあたってのメリット・デメリットを、くわしく見ていきましょう。

後述しますが、私は「MOFT iPad用 Snapケース」も併用しています。
解説用の写真も、MOFTのケースを装着した状態です。

すばやく使える！

Magic Keyboardは、iPad本体をマグネットで取り付けるだけで、すばやく使えます。

Bluetooth接続の手間も、ペアリングの必要もなし。

充電は、端子を通じてiPad本体から行われます。

Magic Keyboard自体への充電は一切必要ありません。

キーボードとiPadが、一体化するのもポイント。

普通のBluetoothキーボードだと、iPadとキーボードの2つを取り出す手間と、設置するスペースが必要になります。

Magic Keyboardを使う場合、その手間とスペースは必要ありません。

キーボードをドンと置き、iPad本体を貼り付けるだけ。

使い勝手がよく、思った以上に快適。

時間に追われることが多い教員にとって、これらの手軽さは魅力的ですね。

ケースになる！

Magic Keyboardは、iPad用ケースとしても使えます。

いろんなところにiPadを持ち歩く教員にとって、iPadケースは必須。

しかもかなり頑丈。

ただ後述しますが、

ケースとして使うなら、Magic Keyboard対応ケースも準備したほうがいいです。

タイピングしやすい！

iPad用のMagic Keyboardは、とてもタイピングしやすいです。

素早く文字入力できるので、単純に仕事のスピードが上がります。

優秀なケースでありながら、ここまで快適なタイピングができるのは、ナイスですね。

画面が浮く！

Magic Keyboardをつけると、iPadが浮きます。

これは本当にナイスギミック。

画面が浮くことで視線が上がるし、指先でのタップ動作がやりやすいです。

絶妙にいい高さに持ち上げてくれる上に、画面の角度も変えられるので、iPad用スタンドとしても優秀。

よく比較される、ロジクールの「Combo Touch」には、この画面を浮かせるギミックがありません。

職員室の机にも、iPadが置きやすくなるはずです。

トラックパッドが搭載されている！

私がMagic Keyboardを使ういちばんの理由。

トラックパッドがついています。

文字入力だけなら、他のBluetoothキーボードを繋ぐだけでも十分です。

しかしトラックパッドがある方が、iPadの操作性が格段に向上します。

私は、Macと併用するときはロジクールのMX Keys Miniも使うのですが、こちらもかなり快適です。

しかし、トラックパッドがついたMagic Keyboardの方が、画面タッチの動作を少なくすることができるので、より素早く操作できます。

って思う方もいるかもしれませんが、

マウスを持ち歩くと、荷物が増えるし、取り出す手間も増えます。

Magic Keyboardなら、

• iPadケース
• キーボード
• マウス

の三役をこなせます。

教員は、荷物が多くなりがちなので、少しでも身軽になれるのは嬉しいですよね。

ルックスがとてもいい

見かけは、かなりいいですね。

シンプルでマットな外観。

使いたくなるカッコよさがあります。

このカッコよさだけでも、使う価値があると思います。

ただし、注意点も！

以上の通り、Magic Keyboardはとても良いiPad用キーボードだと思います。

しかし、

教員が使うにあたって、いくつか注意点はあると思いました。

おおきく4つ。

• とにかく重い
• 分厚くなる
• Magic Keyboard対応ケースが必要
• 価格が高い

順番に説明していきます。

とにかく重い！

Magic Keyboardは、とにかく重いです！

約600グラム。

この重さを許容できるかどうか。

11インチのiPadより重いです。

教員は、いろんなところに動き回ります。

持ち歩き用のデバイスは、軽ければ軽いほどいいです。

私は、

教員用iPadの最適解は、「iPad mini 6」と「Apple Pencil」の組み合わせ

だと考えています。

とてもコンパクトにまとまります。

よければこちらの記事のご一読を！

iPadにMagic Keyboardを組み合わせると、この考えに完全に逆行します（笑）

Magic Keyboardと11インチiPad、Apple Pencilを組み合わせたときの重さは、約1.1キログラム。

ノートパソコン並みの重さです（笑）

iPad miniとApple Pencilの組み合わせであれば、わずか300グラムほど。

その3倍以上の重さのデバイスを持ち歩くことになります。

新型Magic Keyboardは少々軽くなったようですが、重量級キーボードであることには変わりありません。

ちなみに、iPad miniに使えるMagic Keyboardは、ありません。

対応するのは、11インチと13インチ（12.9インチ）のモデルのみ。

分厚くなる！

Magic Keyboardを装着すると、思ったより分厚くなります（笑）

iPad自体のスリムさは、損なわれてしまいますね。

Magic Keyboard対応ケースが必要！

教員がMagic Keyboardを使うなら、Magic Keyboardに対応したiPadケースが必要です。

教員は動きまくるので、iPadをタブレットとして使いたくなることも多いでしょう。

そういうときは、Magic Keyboardを取り外すことになります。

Magic KeyboardとApple Pencilは、正直相性が悪いです。

しかし、普通にiPadをMagic Keyboardから取り外すと、

iPadが裸になってしまう

という困った問題が起きます。

しかし学校現場で、裸のiPadを使うのは怖すぎませんか？（笑）

そのため、Magic Keyboardに取り付け可能なiPadケースを導入する必要があります。

「Magic Keyboardから取り外すときは、別のケースを使えばいいじゃん！」
と思う方もいるかもしれませんが、付け替えはけっこう手間です。
あまりおすすめしません。

私が使っているのは、先ほどからちょいちょい登場している「MOFT iPad用 Snapケース」。

ケースをつけてiPadを保護したまま、Magic Keyboardを使うことができます。

ただし機能的な分、Magic Keyboard対応ケースは

• 通常のケースよりちょっと価格が割高
• 通常のケースより保護性能に劣る

といった傾向があることに注意が必要です。

価格が高い！

いろんな人が言ってますが、

価格がほんとに高いです。

高すぎます。

新品価格4〜5万以上は、手軽に買える金額ではありません。

正直私は、「キーボードにこの金額は出せない」と思いましたし、今でも思っています（笑）

私はメルカリを使って、状態の良さそうなものを１万円台で購入しました。

もし新品で入手を検討するなら、お金の余裕や、

という強い思いが必要なアクセサリだと思います（笑）

使いこなすには、先述の通り、Magic Keyboard対応ケースへの出資も必要です（笑）。

いい製品なんですが……

まとめ

教員にとってのMagic Keyboardは、

優先的に手にいれる必要はないが、キーボードの性能を重視したいなら、入手の価値あり！

です。

正直重いし、気軽に買える金額のキーボードではありません。

教育現場で持ち回ることを考えると、

• iPad mini 6
• Apple Pencil 第2世代
• スリムで安価なBluetoothキーボード

で十分満足、という先生も多いのではないでしょうか。

コスパのいい組み合わせだと思います。

しかし、

Magic Keyboardの品質の高さや、使い勝手の良さは、別格だと感じます。

Magic Keyboardを導入しようか迷うなら、

• 機動性とコスパを重視するか
• 性能を重視するか

で検討してみてはいかがでしょうか。

私自身は、かなり気に入ってるアクセサリです！

ぜひ悩んで決めてくださいね（笑）

ではまた！