はじめに
こんにちは。
りこぴんです。
みなさん、
いい先生になりたいなあっ!
って思いませんか?
教師なら、誰しも抱く思いであるはず。
いい先生になるためには、大きく次の3つが必要だと考えます。
- 教育技術を磨くこと。
- 人として成長すること。
- 教育界以外にも目を向けて、視野を広げること。
サラッと言いましたけど、超絶難しいことですよね。
この3つ。(笑)
しかし!
これすべて、一気に行える方法があるんです!
それが、本や漫画を読むこと。
いい本や漫画に触れれば、手軽に新しい考え方や感動に触れることができます。
成長の手段として、とっっってもおすすめ。
今回は、そんな教員としての視点を磨きつつ、一人の人間としての成長にもつながる、おすすめの10作品をご紹介します。
面白さ重視で選んでます。
有名な作品も多いです。
どれも教育には直接関係ありません!(笑)
しかし、子どもたちに語るためにも、自身の人生を豊かにするためにも、役立つ作品です。
気にいる本を、ひとつでも見つけていただければ。
ではいきます!
『ベイビーステップ』(勝木光)
もうね、これが、ほんとのほんとにおすすめ。
私のバイブルといっていい漫画です。
何事も「ノート」で管理する真面目な高校生・丸尾栄一郎(エーちゃん)が、初心者からプロテニスプレイヤーを目指し、成長する姿を描いたスポーツ漫画です。
エーちゃんの「努力」「分析力」「人とのつながり」を通じて成長する姿勢は、まさに成功につながるもの。
自分自身に、大きな刺激を与えてくれる漫画です。
おすすめポイント!
- 地道な努力の大切さを感じられる!
- 素直になることの大事さを感じられる!
- 目標を持つことの大切さを感じられる!
ちょっと堅物だけど、素直で優しく行動家のエーちゃんは、ほんと人間性がすばらしい!
こんな人なら成功するだろうな、って思わせてくれる主人公です。
エーちゃんから得た学びは、自分のためにも、指導する子どものためにもなるはず。
『スラムダンク』(井上雄彦)
バスケットボールを通じて高校生たちが成長していく、いわずとしれた名作漫画。
勝利への執念、ギリギリまで戦う姿がが心を打ちます。
おすすめポイントは、
- 主人公花道の姿から、「努力の価値」を体感できる!
- 個性を発揮し、チームプレイする感動を感じられる!
- 子どもとの会話でも盛り上がれる!
湘北高校バスケ部のメンバーは、考え方も得意なこともばらばら。
そんなばらばらなメンバーが、個々の強みを極限まで生かして、強豪校と戦っていきます。
パーフェクトじゃなくていい。
それぞれが、得意なことを生かす!
学級経営の考え方にも、そのまま当てはまると考えます。
学級だって、みんな違うからこそ、力を結集させるとものすごいことを成し遂げられるはず!
そう思わせてくれる1冊です!
『BECK』(ハロルド作石)
普通の中学生だったコユキが、音楽との出会いをきっかけに仲間とともに成長していくバンド漫画。
何度もなんども挫折し、メンバーとの分散や衝突もありますが、夢に向かって突き進んでいきます。
おすすめポイントは、
- 何かに打ち込む良さを感じられる!
- 生徒が「夢を追う」姿勢を考えるきっかけに!
主人公コユキが、初心者からギターを始め、時間を忘れて練習に打ち込む姿は、とても好きです。
『そうそう、好きになると、のめりこんじゃうよね~』って思います。
そういうものを、自分もまだまだ見つけたいし、子どもたちにも見つけさせたいですよね。
『ステップ』(重松清)
妻を亡くし、幼い娘を育てる父親・健一が、周囲の人々に支えられながら前に進む姿を描いた小説です。
悲しみを抱えた中でも、前向きに生きようとする姿勢は、教員が困難に直面した際にも支えになるはず。
おすすめポイントは、
- 人と人とのつながり、助け合いの重要性を再認識できる。
- 親子のつながり、苦悩、感動が感じられる。
教師として、親子のつながりを感じておくのは大事なことかなと。
自分自身が親になって読むと、また感じ方が変わる1冊ですよ!
読んでて涙が出そうになります。
『うわさのズッコケ株式会社』(那須正幹)
これ、児童書なんです。
でも大人にも普通におすすめ。
小学生の子どもたちが、小さいけれども、本格的な株式会社を立ち上げる話です。
すっごく分かりやすく、株式会社やビジネスの仕組みがわかります。
ストーリーも面白い。
子どもでも楽しくわかるレベルで、ビジネスに触れられます。
おすすめポイントは、
- 子どもに「お金」や「仕事」、「稼ぐこと」についてどう教えるかのヒントになる!
- 読みながら教員自身が「経済教育」を考えるきっかけにも!
中学年以上なら、子どもにも読ませたい1冊。
物語で三人組がとった行動を、自分が担任する子どもたちにされたら、たまんないですが(笑)
『モモ』(ミヒャエル・エンデ)
時間を盗む「灰色の男たち」に立ち向かう少女・モモの物語。
時間の使い方や人生の優先順位について深く考えさせられるファンタジー小説です。
いわずとしれた名著ですね!
おすすめポイントは、
- 教員として忙しい日々を送る中で、「本当に大切な時間」を考え直せる!
- 子どもたちにも「時間の価値」を伝えやすくなる!
育休中に読んだ1冊。
読後、私自身は、我が子やクラスの子どもたちと、もっとゆったり過ごす時間を取ってあげたいなあと感じるようになりました。
忙しい教員こそ、読むべき物語。
くわしくは、こちらの記事でがっつり書いてます。
『コンサル一年目が学ぶこと』(大石哲之)
コンサルタントの基本的な思考術や仕事術を解説したビジネス書。
社会人としてのスキルを磨きたい教員におすすめです。
読むと即実行できることも多い良書です!
【そもそもコンサルって?】
専門的な知識や経験を活かし、他の人や会社が抱える課題を解決する仕事のこと。
教員って、子どもと解決策を考えたり、成長の道筋を探したりする存在ですよね。
子どもを相手とした、コンサル業といえる部分があるでしょう。
コンサルの考え方を取り入れることは、教育現場でも必ずや役にたちます。
おすすめポイントは、
- 教育現場での課題解決や、業務の効率化にも応用できる知識が満載。
- 教員以外の視点を取り入れることで、広い視野が持てるように。
私自身は、この本を読んだことで、
- 結論は先に言う
- 約束したなら守る
など、大事だけど意外とできてないことあるぞ!ってことを再確認できました。
仕事中は、改めて実行するように心がけてます。
読むと、仕事の質やスピードが、一段階上がるはずです。
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元)
資産運用やお金の管理を初心者向けにわかりやすく解説した一冊。
教員の安定収入を、どう有効活用するか考えるきっかけになります。
おすすめポイントは、
- 金融知識を得ることで、お金の不安を減らすことができる!
- 子どもたちに「お金の基礎」を教える際の参考にもなる!
資産運用の基本のキがめちゃくちゃわかりやすく学べます。
教員は忙しいから、お金について学ぶ時間がありません。
でも、そこそこの収入が安定して入ってくるから、学ぼうという気もあまり起きないんですよね。
こういうわかりやすくお金について学べる書籍は、とても教員に向いてると思います。
お金の勉強を始めてみると、今後の漠然とした不安が少しずつ消えていきます!
『夢を叶えるゾウ』(水野敬也)
関西弁のゾウ・ガネーシャが、主人公に成功するための行動を指南するユーモアたっぷりの自己啓発本。
おすすめポイントは、
- 行動の大切さをわかりやすく教えてくれる!
- 子どもに「夢を持つことの意味」を伝える際のヒントになる!
自己啓発本なのに、物語形式で、すいすい読めちゃいます。
思うだけじゃだめ。行動しないと。っていうことが、身に染みて感じられるストーリー。
私自身にも、子どもたちにも、言い聞かせたい!
『手紙屋 ~僕の就職活動を変えた10通の手紙~』(喜多川泰)
郵便物で届く不思議な手紙を通して、自分の人生を見つめ直す物語。
日常の忙しさで忘れてしまいがちな「本当に大切なこと」を教えてくれます。
おすすめポイントは、
- 教員として「何のために働くのか」を考えるヒントになる!
- 係や委員会で働く子どもにかける一言が、見つけられるかも!
我が子が就職するまでに、いちどは読ませたい本です(笑)
目の前の子どもたちの、将来をイメージするようになります。
自分は、何を目的に、どんなふうに進んでいきたいのか。
仕事への向き合い方に、変化が出る1冊だと思いますよ!
まとめ
今回ご紹介した10作品は、読みやすく、楽しめるものばかりです。
教育に直接は関係ありませんが、きっと自分の思いや考え方にいい影響を与えてくれるはず。
経験上、子どもたちは、教師側がテキトーな考え方や接し方をしていると、かんたんに見抜いてきます。
子どもたちといい関係ができるよう、芯を持ち、かつ大きな器を持ちたいものです。
忙しい日々の中でも、これらの本や漫画を通じて「新しい視点」や「豊かな感情」を得る時間を大切にしてみませんか?
きっと、明日からの教室での一言に変化が生まれるはずです!
ぜひ次の休日にでも、今回ご紹介した中の1冊でもいいから、手に取ってみてくださいね。
ではまた!
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