【新NISAとは?】教員に向けた、新NISA活用プラン解説!

目次

はじめに

こんにちは。りこぴんです。

いよいよ新NISAが始まりましたね!

新NISAを機に、投資デビューするんだい!

と考えている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

これまで投資をやったことはないけど、新NISAを機に投資を始めたい!

と思っている先生に向けた記事を書きます。

りこぴん

投資って、一歩めがなかなか踏み出せないもの。

知識がない状態で始めるのって、不安だし、怖いですもんね。

でも、大丈夫です。

今でこそ我が家は、夫婦で資産形成を進めています。

妻も投資に詳しいです。

しかし数年前の妻は、

NISA、始めたら?

と投資をしている人からおすすめされても、

「ニーサ?誰それ?助っ人外国人の名前?」

と返すレベルでした。

りこぴん

そんな状態から投資を始めた妻も、今では継続して取り組むことができています(笑)

だから、大丈夫。

みんな、スタートはゼロからです。

NISAについて調べようとしているだけで、大きな一歩を踏み出しているんです。

今回の記事を読めば、「新NISAの簡単な概要」と、「教員におすすめの活用の仕方」が分かります。

ぜひ最後までご覧くださいね。

ではいきます!

新NISAについてざっくり知ろう

まず、新NISAの概要をざっくり知りましょう。

そもそもNISAとは?

NISAとはなにか。

一言で表すと、「活用しない手はない、国の公式な投資制度」です。

その理由は、投資で得た利益に対する税金がかからないからです。

りこぴん

細かい説明は抜き。
ざっくりいきます(笑)

投資を行うためには、証券口座を開設する必要があります。

お金を預けるような普通の口座では、投資はできません。

証券口座を開設したあと、一般的には、「特定口座」で投資を行うことになります。

この「特定口座」では、株で得た利益に対して、約20%の税金が徴収されます

たとえば私たちが、10000円の利益や配当金を受け取れるとしたら、約2000円は税金として引かれます。

約8000円が手元に入ってくるわけです。

しかし「NISA口座」は違います

「NISA口座」で得た株の利益に対しては、税金がかかりません。

りこぴん

10000円は、丸ごと手元に入ってきます。

NISA口座を開設する上でのデメリットは、とくにありません。
NISA口座の運用上のデメリットは、ないわけではないのですが、後述する使い方なら特に気にする必要はないと思います。

しかも、国が公的に定めている制度。

だから、「活用しない手はない」んです。

新NISAは、今までのNISAとどう変わるの?

2024年度からは新NISAが始まりますが、基本的にメリットは同じです。

投資で得た利益に対しての税金がかからない」ということ。

新NISAでも、これがシンプルにして最大のメリットですね。

今までとの違いは、

NISAが一生使えるようになり、投資に回せる金額が増え投資の幅も広がった

ところです。

りこぴん

超絶進化です。笑

これまで以上に、「使わない手はない」制度になります。

具体的に進化の内容を解説します。

できるだけ分かりやすく説明できるように、細かいとこは省いて解説します(笑)

NISAの恒久化

これまでのNISAでは、非課税期間が最長20年でした。

これが「恒久化」されます。

りこぴん

つまり、時期の制限なく、投資の利益に対しての税金がかからなくなるんです。
個人的には、これがいちばん大きな進化。

投資可能額の引き上げ

NISAでは、最大「800万円」までしか非課税になりませんでした。

しかし新NISAでは、

1800万円」までに大幅拡充されます。

りこぴん

非課税で投資できる額が、1000万円も増えましたね。

これも単純にメリット。

投資枠の拡充

現NISAでは、2つのNISA枠のうち、どちらかを選ぶ必要がありました。

簡単にいうと、

  • どーんとまとまった資金を短期間で運用する「一般NISA」
  • 少額から少しずつ、長期にわたって投資額を増やす「つみたてNISA」

の2つ。

選ばなかった方のNISA枠は、使うことができませんでした。

これが新NISAでは、どちらも併用できるように。

それぞれ新たに、「つみたて投資枠」と、「成長投資枠」という名になります。

順番に解説しますね。

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」

「つみたて投資枠」は、貯金がわりに使う感覚の枠です。

「つみたて投資枠」では、金融庁が一定の条件を定めて選定した、投資信託(株の詰め合わせ)を買うことができます。

りこぴん

金融庁お墨付きの、いい商品ばかり。
選ぶのも安心です。

ただし、

「つみたて投資枠」では、つみたて購入しかできません

株価を気にせず、月に1回、予算内で自動的に株を買うという使い方です。

まさに貯金の感覚かなと思います。

それに対し、「成長投資枠」では、自分の好きなタイミングで取引ができます

りこぴん

「株をやってる」って聞いてイメージするのは、こちらの枠での使い方じゃないでしょうか?

自分の好きな時に買い、好きな時に売ることができます。

個別株の取引も、「成長投資枠」では行うことができます。

選べる投資商品の数は、「つみたて投資枠」に比べてよりどりみどりです。

「成長投資枠」でも、積立購入はできる

注目すべきは、

この「成長投資枠」でも、投資信託の積立購入ができる

ということです。

「成長投資枠」を、「つみたて枠」と同じように貯金がわりに使うという選択肢も出てきます。

つまり、

安全に、ちょっとずつ資産を増やしていきたい!

投資はしたいけど、損するリスクはできる限り抑えたい!

という人は「つみたて枠」も「成長投資枠」も使って積立購入をしていけばいいですね。

逆に、

個別株の取引もやってみたい!

好きな企業の株が欲しい!

という人は、「成長投資枠」で上限いっぱいに、自分の好きな株の取引をすればいいわけです。

投資スタイルによって、使い方に幅が生まれたのが新NISAと言えるでしょう。

積立投資も、個別株取引も、どちらもNISA枠でやりたいと思っていた人のニーズに応えることができます。

りこぴん

私はそう思っていたクチなので、今回の進化は嬉しいです。

ただ、1800万円投資に回すって、一般的には、かなり大変ですよね(笑)

現実的には、少しずつ枠を埋めていくことになるでしょう。

できるかぎり最速で1800万円の枠を埋めた方がいい!という意見は多数あるし、理由はごもっともです。
しかし一般の教員は、あせらず少しずつ枠を使っていけばいいかなと思います。

枠がふたつあることで、複雑になった!という意見もあるようですが、私は純粋に「投資の幅が広がった」と捉えてます。

新NISAのおすすめ活用法

では具体的に、教員におすすめの新NISA活用法を考えていきます。

まずは、つみたて投資枠!

結論を言うと、旧NISAと同じように、

つみたて投資枠を使って、『eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)などの全世界株』を、自分が払える金額内で毎月積立購入する

のが、投資初心者の教員におすすめの活用法となります。

制度が変わっても、考え方は変わりません

詳細はこちらに書いてます。ぜひご覧ください!
【投資をしてみたい先生へ】おすすめの投資の始め方!

旧NISAでは、制度上、月々の積み立て限度額は33,000円程度でした。

しかし新NISAの投資可能額引き上げにより、積立額を増やすことも可能です。

自分の家計と相談し、可能な範囲で積立額を決める必要があります。

りこぴん

教員の収入なら、旧NISAの通り、「月々3万円程度」の積み立てを行っていくのがよいのでは。

この金額設定には、理由があります。

損するリスクが最大限に下がるからです。

つみたて投資枠」の利用最大額は、600万円

「月3万程度」の積み立てを継続するのであれば、つみたて投資枠をいっぱい使い切るのには、単純計算で15〜20年かかります。

この「15〜20年」という期間、投資をする上で、とってもいい期間なんです。

なぜなら、長期積立投資は、「15年続けると、損する確率は限りなく低い」と言われるから。

りこぴん

短期的にはマイナスが出ても、15年と言う長期で見れば、ほとんどの場合プラスになっているということです。

月3万が苦しい人は金額を下げていいし、逆に資金に余裕が出てきたら投資額を増やしてもいいと思います。

とにかく「15年以上続ける」ということの方が大事です。

15〜20年後に「つみたて投資枠」を使い切ったら、そのまま「成長投資枠」も使って積立投資を続けることも可能です。

成長投資枠の活用も、悪くない!

もし投資を始めて、「積立投資以外もやってみたい!」と思ったなら、はじめのうちから「成長投資枠」を活用することを検討してもいいでしょう。

この枠で、個別の高配当株や米国ETFを買ったり、これから伸びそうな企業の株を買ったりしてみるのも、面白そうだとは思います。

日本の優待銘柄を買って、株主優待を楽しむのも良さそう。

りこぴん

より早めの成果が期待できるぶん、つみたて投資より知識が必要になるし、リスクも上がります。
ちらほら出てきた単語が気になる方は、ぜひ調べてください(笑)

ここは、完全にプラスαの世界。

プラスαの世界に足を踏み入れるには、さらなる資金と、勉強が必要です(笑)

若くて資金がないうちや、投資初心者のうちは、やはり「つみたて投資枠で定期的に投資信託を買う」という活用の仕方が、時間はかかるけど低リスクで安心かなと思います。

成長投資枠で、一発大儲けを狙うような株の買い方も、しようと思えばできます。

もちろん、相応にリスクはぐーんと上がりますので、私はしません(笑)

おわりに

投資に興味があるなら、新NISAはすぐに始めるべき!」という理由が、お分かりいただけたでしょうか。

投資は、「損する可能性がある」というリスクを負うからこそ、成果が出るもの。

けれども教員って、堅実で、安定志向が多いから、「損」が嫌な人は多いと思うんです。

だからこそ、「15年以上つみたて投資を継続する」という、貯金代わりの手法が向いている人も多いかなと思います。

「成長投資枠」も非常に魅力的で、個人的には使う気満々なのですが、まずは「つみたて投資枠」の利用を検討してはいかがでしょう。

堅実な投資が始められるのではと思います。

りこぴん

まだ証券口座をもっていない場合は、まず証券口座を開設しましょうね!

今回の説明は、わかりやすさを重視し、かなりざっくりした内容になっています。

もっと細かいことを知りたい!と思った方は、ぜひご自分でも調べてみてください。

新たな知識を得るのって、結構楽しいですよ(笑)

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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