はじめに
- Apple Pencil Pro の登場にもとづいて、情報をリライト済み!
こんにちは、iPadが好きなりこぴんです。
みなさん、iPadとApple Pencil、使ってますか?
使ってみたいけど、値段、高いもんな〜
書くだけなら、鉛筆とかボールペンとかで十分じゃないの?
とお悩みの先生も多いのではないでしょうか。
わかります。
白いペン一本を買うのに、そんなに払えません。
と思っちゃいます(笑)
実際、数年前の私もそう思ってました(笑)
Apple Pencilは、教員用文房具に革命を起こす、お値段以上の価値があるガジェットです。
実際に仕事で使ってみた体験談をもとにお話ししますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
きっと最後まで読むと、Apple Pencilを使ってみたくなると思いますよ(笑)
教員がApple Pencilを選ぶなら、第2世代!
さて、まずはApple Pencilの選び方から。
現在、Apple Pencilは、以下の4機種がラインナップされています。
公式サイトによると、値段は以下の通り。
Apple Pencil 第1世代 | ¥16,800(税込) |
Apple Pencil 第2世代 | ¥21,800(税込) |
Apple Pencil USB-C | ¥13,800(税込) |
Apple Pencil Pro | ¥21,800(税込) |
この4つの中から選ぶなら、個人的には、お値段張りますが第2世代です。
そして中古や型落ちのiPadと組み合わせて使います。
後述しますが、こだわりがない限り、現段階ではProじゃなくてもいいかなと。
約2万円!?
という声が聞こえてきそうですが、もちろん理由があります(笑)
理由は、大きく5つ。
- 文豪具が不要になるから
- 持ち運びやすいから
- 快適だから
- 誤操作がほぼないから
- 書きごこちがいいから
順番に解説しますね!
文房具不要!
iPadとApple Pencilがあれば、文房具がいらなくなります。
教員って、ホント文房具をたくさん持ってますよね(笑)
文房具コレクターの先生たちがサヨナラできる文房具は、以下の通り。
- 鉛筆
- ボールペン
- 蛍光ペン
- 消しゴム
- 定規
- ノート
- メモ用紙
iPadとApple Pencilがあれば、これらがオールインワンです。
たとえば「Goodnotes 5」のアプリを使うなら、下の図の部分で全部切り替えればオッケー。
書くのも消すのも自由自在。
色ペンや蛍光ペンもすぐに使える。
作図モードにすれば、直線や曲線だって思いのままに描ける。
もちろん自分が使うときや、児童に貸し出すときなどのために、最低限の筆記用具は必要です。
しかし私自身は、私用の筆箱を持ち出すことがほとんどなくなりました(笑)
だいぶ文房具をゆずったり処分したりしましたね。
身軽になれたのもよかったです。
具体的な活用の仕方は、こちらの記事でも解説しています。
よろしければ、ご覧ください!
持ち運びやすい!
Apple Pencilは持ち運びやすいです。
なぜなら、iPadの側面にペタッとマグネットで取りつけができるから。
こんなふうに、ペンとiPadをセットで持ち運ぶことができます。
しかしながら、この便利さゆえに、「気づいたら取れててApple Pencilなくしちゃった」という悲しい出来事も起こっているようです。
不安な人はホルダーやケースをつけて、落ちないようにした方がいいかもですね(笑)
Apple Pencil 第1世代は、このマグネット取り付けに対応していません。
ストレスフリーで快適な使いごこち!
Apple Pencilの取り回しは、ノンストレスです。
充電・ペアリングが一瞬!
Apple Pencilは、iPadの側面にマグネットで取りつけるだけで、充電もペアリングも行われます。
iPadとくっつけておきさえすれば、ワイヤレスで勝手に充電されます。
わずらわしいペアリングも、そのときに一瞬で終えることができます。
ペアリングとは、iPadとApple Pencilを無線で繋ぐ作業のことです。
通常は何らかの設定がいります。
使わないときは、iPadの側面にくっつけとけばいい。
使うときは、そこからさっと取り外すだけ。
これは本当に快適です。
Apple Pencil第1世代も、Apple Pencil USB-Cも、この機能には対応していません。
消しゴム切り替えが素早い!
「字を消したいな」って思ったとき、ペンの側面を指で「トントン」ってダブルタップするだけで、すぐに消しゴムに切り替わります。
直感的に使えて、とても便利です。
Apple Pencil第一世代も、Apple Pencil USB-Cも、この機能には対応していません。
誤操作ほぼなし!
Apple Pencilを使っている際に、誤操作はほとんど起こりません。
なぜなら、パームリジェクションが付いているから。
パームリジェクションとは、ペンを使っている間は、指や手のひらでの操作を認識しない機能のことです。
つまり、手のひらを画面の上に乗せながら書くことが可能です。
パームリジェクションがないと、手のひらを宙に浮かせながらペンを使わないといけないわけだから、とても不便ですよね。
それに、
指があたって、思ってたのと違う線を描いちゃったよ〜
ってこともありません。
紙に書くような書きごこち!
シンプルに、めちゃくちゃ書きやすいです。
紙と同じ書きごこち。
その理由は、大きく2つあります。
遅延がほぼない!
Apple Pencilは、遅延がほぼありません。
ペンの動きと同じように、線が描けます。
滑らかすぎて、すごさに気づかないくらいです(笑)
紙に書くのと、書きごこちがほとんど変わりません。
傾きや筆圧を検知してくれる!
ペンをどのくらい傾けたか、どのくらいの筆圧で書いたのか、正確に検知してくれます。
例えば線を描く時、こんな感じで筆圧を強くすれば、描かれた線も太くなります。
素晴らしい書きごこちです。
プロのイラストレーターも、Apple Pencilを使ってイラストを描くそうですよ。
傾き検知は全てのApple Pencilに備わっています。
筆圧検知は、Apple Pencil USB-Cには備わっていません。
Apple Pencilは第2世代一択!といえる理由
Apple Pencilのすごさは、普通のペンと同じように使えるところです。
3種類あるApple Pencilのうち、どれを選んでも、そのすごさは体感できます。
しかし上述の通り、値段は高くとも、Apple Pencilは第2世代がいいです。
いちばんの理由は、Apple Pencil第1世代も、Apple Pencil USB-Cも、ワイヤレス充電とペアリングに対応していないから。
個人的にはここがいちばんのネック。
Apple Pencil 第1世代を選ぶと、充電はLightningに挿さないといけませんし、ペアリングも自分で行う必要があります。
Apple Pencil USB-Cは、iPad側面へのマグネット取り付け自体はできますが、ペアリングも充電も有線です。
どちらにしても、一手間増えちゃうんですよね。
Apple Pencil 第2世代やProなら、「さっと手に取り、さっと書く」ことが文字通り可能なのですが、他の2機種だとできません。
教員は普段忙しいですから、スピードと効率は大事。
例えば職員会議中に、口頭で、大事な連絡事項が伝えられたとします。
iPadとApple Pencilを持って、素早くメモの準備をしたつもりが、
Apple Pencilの充電切れてた〜!!
なんか、ペアリング切れてる…
なんてことになってたら悲しいですよね(笑)
使い勝手の面から、教員には、Apple Pencil 第2世代をおすすめします。
Apple Pencil Proじゃなくていいの?
ちょっとまって!
Apple Pencil Proのほうが新型だし、値段変わらない!
こっちでしょ!
と思う方もいるかもしれません。
しかし個人的に、現段階でのおすすめは第2世代。
Apple Pencil Proは、最新モデルのiPadにしか対応してないからです。
新型Apple Pencilを使いたいとなると、必然的に、iPadも新型をチョイスする必要が出てきます。
教員の仕事用途なら、新型のスペックは正直いりません。
型落ちのiPadと、Apple Pencil 第2世代を組み合わせて使うほうが、費用対効果は高いと思います。
Apple Pencil Proを導入するなら、「多少値は張っても、新型・新機能・新品を使いたい」という人に限ります。
たとえば「M2 iPad Airを新品で買う!」と決めて、同時に導入するならアリですね。
だから現段階では、ツブシが効く第2世代で十分かと。
それでも「高すぎる!」と思うなら…
いや、すごさは分かったんですけどね。
さすがに2万円は高すぎます。
とおっしゃる人のために(笑)
2つの代替案です。
中古で買う
中古で買いましょう。
新品より数千円安く買えます。
もちろんいちばん安心なのは、新品を買うこと。
アップル製品は値崩れしにくく、中古との価格差は正直、そこまでありません。
新品なら、保証もつきますからね。
絶対新品がいい!という方以外は、検討の価値アリでは。
私自身も、状態の良さそうな中古を買って、2年近く使っています。
まったく困っていません(笑)
新品を買うなら、先述したように、思い切って「Apple Pencil Pro」と新型iPadの同時購入を検討してみてはどうでしょう。
サードパーティ製を購入する
Apple Pencilがどうしても高すぎる!という方は、サードパーティ製のスタイラスペンを検討してもいいかもしれません。
「ジェネリックApple Pencil」とよばれる、Apple Pencilにそっくりのペンが、ネットにたくさん売ってあります(笑)
Apple Pencilそっくりの見た目で、お値段は数千円。
純正品より、かなりお安いです(笑)
私自身は使ったことないので、使い心地は分からず申し訳ないんですが…
もちろん、安いのには理由があります。
Apple Pencilが備える機能のいくつかを、備えていないからです。
そもそもですが、Apple Pencilは、プロのクリエイターも使うだけあって、非常に高品質。
素人が使うだけなら、少々オーバースペックとも言えるでしょう。
たとえば、傾き検知や筆圧検知。
とても優れた機能ですが、教員が「メモ書きに使う」程度なら、正直なくてもいいですよね(笑)
私は、趣味レベルですが、たま〜にイラストやデザインをするので、恩恵を受けていますが。
その辺を割り切れる方は、値段優先で、傾き検知や筆圧検知がついていないサードパーティ製品を使うのも悪くないのでは?と思います。
ダブルタップで消しゴム切り替えも、「なくていい」って方は結構多いかも(笑)
ただサードパーティ製を購入するのであっても、教員が使うなら、以下の機能は備えたものがいいでしょう。
- パームリジェクション
- マグネット取り付け
- ワイヤレス充電
理由は先述の通り。
ここをケチると、「さっと手に取り、さっと書く」文房具ライクな使い方ができなくなり、本末転倒です。
実は私がApple Pencilを購入したときは、ワイヤレス充電が可能なスタイラスペンはまだ存在せず、検討の余地がありませんでした。
今なら、たくさん魅力的な製品がありますね。
もし購入当時に存在すれば、すっごく頭を悩ませていたはずです(笑)
Apple Pencil 第2世代にしておけば、間違いないとは思います。
しかし、ご自分でしっかり機能を調べて購入すれば、サードパーティ製でも、純正品に近い満足感を得られるかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
Apple Pencilは、正直、高価な製品です。
ただ、デジタルとアナログのいいところどりをした、お値段以上の価値がある素晴らしいガジェットだと思います。
教員が使うと、文房具革命が起こること間違いなし(笑)
唯一のネックである値段が、
高すぎる!でも使いたい!
と感じる方は、中古やサードパーティ製も検討してはいかがでしょう。
きっと仕事も私生活も変わる、最高の相棒になりますよ。
ではまた!
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