はじめに
こんにちは。
りこぴんです。
意外とPCを使った事務作業が多いのが教員。
その作業の際、マウスを使っている方は多いのではないでしょうか。

最近はタッチパッドを上手に使う若い先生も増えてきましたけどね。
そして、教員で、Macを使っている(あるいは使いたい)のなら、きっといちどは興味を持つのが「Magic Mouse」。


純正でマウスを手に入れたいとなると、これしか選択肢がありません。
とはいえマウスの中では高価格帯になるので、



実際のとこどうなの?
と、その使用感が気になる方はいるはず。
今回は、そのMagic Mouseについてのお話。



実際に2年ガッツリ使ってみた教員の立場から、使用感を述べていきます。
興味がある方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
けっこういい。個人的には好き。
私が使うMagic Mouseは、「Magic Mouse 2」。
世代的には型落ちで、充電端子がLightningとなります。
新型は、充電端子がUSB-Cとなりますが、それ以外は機能もデザインも大きく変わらないため、使用感もさほど変わらないはずです。



とはいえUSB-C対応は大きいですが(笑)
で、その使用感を一言でいうと、
けっこういい。個人的には好き。
って感じです。



使う人を選ぶかなという印象(笑)
くわしくお話ししていきます。
そもそも:Magic Mouseは影が薄い
そもそもですが、Magic Mouseは Apple純正デバイスの中でも影が薄い印象です。



すごくおすすめしてる人もいなければ、すごく否定してる人もいない(笑)
その理由としては、Appleのポインティングデバイスとして、
トラックパッドの完成度が高すぎる
ことが挙げられると思います。



トラックパッドで、大抵満足なんですよね。
とにかくスムーズです。
縦横にスルスル動いて、嫌な引っかかりがない。
多彩なジェスチャーに対応し、やりたいと思う操作は大体可能。
MacBookを使うなら、適当にマウスを組み合わせるより、素直に備え付けのトラックパッドを活用した方がぜったいオススメです。
外付けで無線接続できるタイプもあるので、これをMacと組み合わせてもいいし、iPadと組み合わせるのも大いにアリ。
しかしこのままでは、



じゃあMagic Mouseなんかいらないじゃん。
という話になりますが、そうでもないです。
使ってて「いいな」と思う点も紹介していきます。
Magic Mouseを使うメリット
Magic Mouse を2年間使っていて「いいな」と思うところは以下の5点。
- ジェスチャーが便利
- 使い心地がいい
- 充電の持ちがいい
- 薄くてコンパクト
- デザインがいい
くわしくお話ししていきます。
ジェスチャーが便利
Magic Mouseのジェスチャーはかなり便利です。
- 縦になぞれば縦スクロール
- 左右になぞれば進む・戻る
このふたつはとくに使うし、便利だと感じます。
縦スクロールは、普通のマウスでホイールをカリカリ回すより、すごくスムーズ。
指でなぞったぶんだけ、「ヒューン!」とスクロールしてくれます。
進む・戻るのジェスチャーもめちゃくちゃいい。
「シュッ!」と指を横に動かせば、一発でブラウザのページを行き来できます。





まちがいなくマウスだけど、トラックパッドみたいな操作もできるというスグレモノなんです。
使い心地がいい
Magic Mouseは使い心地がいいです。
ここは、さすが純正のクオリティ。
他社製のマウスは、どんなに高性能でも、「Windowsでは問題ないのにMacに繋ぐと機能が使えない」症状を見かけます。
もちろんMagic Mouseに不審な挙動はありません。



Apple純正アクセサリのすべてにいえることですが、さすがの連動です。
充電の持ちがいい
充電の持ちは、いいと思います。



充電するのは、1〜2ヶ月に一度くらいでしょうか。
充電が減ってくると、Mac側に通知が来ますから、それをみて「そろそろ充電するか」と思います。
薄くてコンパクト
Magic Mouseは、薄くてコンパクト。
重量だって、100グラムに満たない軽さです。
これは教員にとって大きなメリットでして。
これだけコンパクトだと、持ち運びもラクにできます。
外出先や職場で、iPad用として使う選択肢も出てくるんですね。
iPadをより便利につかうデバイスのひとつとして、持っておいてもいいと思います。



実際私も、たまにiPadと組み合わせて使います。
なかなか使いやすくていいですよ。
デザインがいい
デザインもさすがのApple製品クオリティです。
スタイリッシュでシンプルなデザインには、使いたくなるカッコよさがあります。
薄くてコンパクトな分「持ちにくい」という人もいるようですが、軽くて感度もいいから、そこまでのストレスは感じません。



カッコいいは、正義。
気になる点
これらのメリットに対して、気になる点は以下の通り。
- トラックパッドとの差別化が難しい
- 充電方式
- 価格は安くない
順番にお話していきます。
トラックパッドとの差別化が難しい
いちばんはここじゃないでしょうか。
ジェスチャーの便利さや、スタイリッシュさは、トラックパッドでも味わえること。



ならトラックパッドでいいじゃん。
となってくるんですね。
まあたしかに、トラックパッドでも十分なんです(笑)



とくにMacは。
ただ差別化は間違いなくできます。
Magic Mouseは、
ジェスチャーが使えるけど、あくまでもマウス
だっていうところです。
- ドラッグ&ドロップ
- 一定範囲の選択
こういったポインティングの精度が求められる操作では、マウスであることの良さが生きてきます。
トラックパッドでももちろんできるんですが、細かい操作をするときは、マウスの方が確実で速いんですよね。



教員は意外とエクセル操作やスライド作成で、細かい操作をするときがあるはず。
充電方式
充電方式は、完全にイマイチです。
逆さまにし、底面にケーブルを挿す形なので、充電中は使えなくなります。



これはたまに困る。
恐らくデザインをスタイリッシュにするための方式なのでしょうけど、充電中はまったくスタイリッシュじゃありません。
とはいえ先述の通り、一度充電してしまえば、バッテリーは長持ちします。
価格は安くない
品質がいい分、お値段はそれなり。
Magic Mouseは、クリエイター向きの高性能マウスが買える価格帯です。
となると、



それなら、もっと別の多機能マウスにしようかなあ
とか、



そもそもマウスに一万円近くも出す?
と思ってしまうのは、正直わかります。
私がMagic Mouseを使う理由
ちなみに私がMagic Mouseをチョイスした理由は、
MacBookをクラムシェルモードで使うときにマウスを使いたいから
です。
私は、自宅ではMacBookをモニターに繋ぎます。
MacBook本体のトラックパッドが使えなくなるため、別のポインティングデバイスが必要なんですよね。



使うならできれば純正がいいなあと考え、Magic Mouseを使っているという感じ。
で、実際困っていることはとくにありません。
未だにLightning端子のモデルを使っているので、USB-C対応のモデルが羨ましいなあと思ってるくらい。



Magic Mouseってどう?
と聞かれると、
いいと思うよ!
と自信を持って答えられます。
マウスでありながら、ジェスチャー操作ができるってのが本当に便利。
しかし何度も繰り返す通り、
- ジェスチャーを使いたいなら素直にトラックパッドにすればいい
- マウスが使いたいなら、サードパーティ製のハイスペックマウスも選択肢
っていう微妙なところでもあり。



なかなか立ち位置が難しいデバイスなので、実は私も試行錯誤中(笑)
「純正」の「マウスを使いたい」って人にとっては、文句なしにオススメだと思いますよ!


おわりに
私が、Magic Mouseのことを
けっこういい。個人的には好き。
と思っている理由はお分かりいただけたでしょうか。
いい製品だとは思うんですけど、トラックパッドが優秀すぎるんですよね(笑)



MacBook単体で使うなら、わざわざ導入しなくてもいいかなとは思います。


とはいえ私のように、
- 自宅でMacやモニターと繋ぐ
- iPadと組み合わせる
なんて使い方をするなら、かなり使えるデバイスです。



じゃないと二年も使いませんね!
とくに、コンパクトさを生かして、iPadと組み合わせるのはけっこうオススメ。


高価格帯マウスではありますが、そのぶん品質は高いと思います。
興味があれば使ってみては?



私が使うLightning端子のモデルは、中古であればけっこうお求めやすい価格ですから!
ではまた!
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