はじめに
ああ、○○忘れた…
はい、また忘れ物をしてしまいました(笑)
忘れ物がホンットーーに多くてお困りの方々、いませんか?
この記事をご覧になっている皆様は、忘れ物ばかりで、自分が困ったり、人に迷惑をかけてしまったりして、凹んでいる方が多いと思います。
今回の記事ではそんな皆様に向けて、少しでも忘れ物を減らすための行動をご提案していきたいと思います。
なにしろ、私も何も工夫しなければ、大の忘れん坊です(笑)
教員の方々に向けて書きますが、日常生活で使える部分もあるはずです。ぜひご覧になっていただき、一緒に実践していきせんか?
忘れ物を減らすことによるメリット
まず、忘れ物を減らす隠れたメリットについて説明していきます。
それは、
自尊感情が上がる
ということです。
忘れ物をしてしまうと、何を忘れたかによりますが、すごく悲しくなりますよね。
これは単純に、忘れ物をして困っているだけの心理状態ではありません。
「忘れ物をした自分自身」に自信を無くしている状態です。
とくに、忘れ物が多いことを自覚している人ほど、「ああ…またかよ俺…」となってしまい、悲しさは大きいですね(笑)
逆に言うと、忘れ物を減らすための行動を実践し、少しでも忘れ物を減らすことができたなら、自分に自信が持てます。
そうなると、他の場面でも、自信を持った行動をとることができます。
つまり、忘れ物を減らすことで、
- 生活の質が向上する
- 自尊感情が上がる
という2つのメリットを享受することができるのです。
だから、忘れ物を減らすための行動は、実践していくことに大きな意味があります。
では、早速その具体的プランを考えていきましょう。
プラン1: To do リストを作成する
言われまくっていることかもしれませんが笑
To doリストはゼッタイ作成しましょう!
先に結論から。To do リストの作成・活用のポイントは以下の通りです。
- タスクが発生したその場で作成すること
- タスク完了の期日を設定すること
- 緊急性が高いものから取り組むこと
- 他の人にかかわる作業から取り組むこと
くわしく解説します。
そもそも忘れん坊にとっては、To do リストを作成すること自体が面倒くさい。
面倒くさがって、なんとなく思いつきの仕事から始めてしまうケースが多いように見受けられます。
そんな忘れん坊が、To do リストを有効活用するための具体的方策は、「仕事が出てきたその場で作成すること」です。
会議中に、◯◯して下さい、と言われた時点で、その場で作成し、視覚化しましょう。
個別に、人から言われた時もです。
その場で、というのが大事です。
私の場合、はい!分かりました!と言いつつ、忘れてしまい、催促されてしまうということが無限にありました(笑)
だから、その場で作成できる仕組みを作ることも大事になります。
付箋に書くとか、手帳に書き込むとか、ノートに書くとか、方法は何でもいいんです。
ただ、とにかく身の回りに持っておいて、いつでもすぐにリストを作成できるようにします。
アプリを使うのもおすすめです。私自身はこの方法を採用しています。
To doリスト系のアプリはたくさんリリースされていますし、iPhoneやiPadなら、純正のメモアプリでもかなり使い勝手がいいです。
私の場合ですと、TickTickというアプリに、職員会議中、するべき仕事をガンガン入力しています。
iPadを常に手元に持っているから、いつでもタスクを書き込めるのが快適。また、自分のiPhone にすぐさま同期され、携帯から確認できるのも使い勝手がよいです。
機動性は、付箋とか、薄めのメモ帳なんかが高いのかもしれません。しかし私の場合、この「機械に入力する」という作業の方が、楽しくやれている部分もあるので、続けられていると思います。
このTo do リストを作るという地味な作業を、言われたその場で行うことによって、仕事を漏らすことがぐっと減りました。
忘れん坊は、自分の記憶力を過信せずに、その場で書き込むor入力する習慣を付けませんか?
メモや機械の力を借りましょう(笑)
メモや、大きめの付箋や、タブレットを持っておき、必ずそれにリストを作成します。
そして、朝、そのリストに目を通します。
毎日忘れちゃいけないルーティンワークは、リマインダーに登録するなど、毎日通知が来るようにするのもおすすめ!
なお、To doリストの良さは、タスクを視覚化できることです。
そのタスクには、期日を書き込むようにしましょう。
これにより、優先順位を考えながら取り組むことができます。
優先順位がいちばん高いのは、当然、期日が近いタスクです。
次に高いのは、一人じゃ決められない・進められないタスクです。
優先順位を考えながらタスク管理することで、忘れる可能性が減るだけでなく、効率的に仕事を進められるようになります。
そして最後に、完了したタスクはチェックを入れたり、横線で消したりしましょう。
自分は、iPad上で、タスク完了のチェックボタンに「ピッ」とチェックする作業ができると、とても快感です(笑)
プラン2:人に報告する
次のプランは、抱えているタスクを、人に報告することです。
私の場合、◯◯があるからね!と、妻や同僚、何なら担任している自分の学級の子ども達にも、報告しています笑
そしたら、ちゃーんとその人達が言ってくれるんですよ。
妻:「◯◯終わった?」
同僚の職員「◯◯しないといけませんでしたねー」
自分の学級の子:「先生!◯◯しないとですよ!」
もう、何度これに救われたことか笑
このようにお願いする目的は、忘れっぽい自分の代わりに、誰かに覚えておいてもらうことです。
報告する際は、忘れてたら言ってね!とか、◯日までにしてなかったら言ってね!とか、相手にも具体的行動をお願いするのがオススメです。
人に報告することで、言語化し、自分の記憶に定着させやすくするという効果もあります。
例えば、子ども達にこんな風に言います。
近々、クラス全員揃う日があったら、学級写真を撮らないといけません。
ただ、忘れちゃうかもしれないから、もし休みゼロの日があったら、私に「先生!今日写真撮れますよ!」って誰か言ってくださいね(笑)
この連絡のポイントは、「学級写真を撮る」というタスクがあるだけでなく、「可能な日には教えてくれ」と子ども達にも頼んでいることですね(笑)
(実際、その2、3日後に、全員揃った時、子どもが教えてくれました!)
自分の責任だから自分が覚えとかなくちゃ!て気持ちも分かりますし、責任感が強い人ほど、そう考えがちな気がします。しかし、もともと一人の力でやれることや覚えておけることなんて、たかが知れています。人の力を借りてナンボ。
大切なのは、自分が人から「助けたい」と思われるような行動を、普段からしておくということかなと思います。少し話が逸れましたが。
とにかく忘れん坊は、一人で抱え込まず、人を巻き込んでタスク処理していきましょう!
プラン3:自分の靴の上に、次の日必要なメモやものを置く
あと2つのプランは、タスクではなく、具体的なモノの準備についてです。
次の日忘れちゃならないものは、自分の靴の上に置いておきましょう。
靴の上にする理由は、「必ず触るから」です。
玄関に置く人や、枕元に置く人はよくいますが、私ほどの忘れん坊になれると、これでは不十分。
玄関に置いていたにもかかわらず、必要なモノを忘れてしまったことが何度あることか。(笑)
だから置き場所は、朝必ず手に触れる、自分の靴の上です。
逆に言えば、必ず手に触れる場所であればどこでもいいと思います。
例えば、玄関のドアノブとか。
車に置きっぱなしにしても大丈夫そうなものなら、自分の車の運転席とか。
「忘れないようにしよう!」と思うだけでなく、具体的にものを置く場所を変えることで、忘れ物をする確率はぐっと減るはずです。
プラン4:バッグの中身をひっくり返す
最後のプランは、バッグの中身をひっくり返すことです(笑)
その目的は、バッグの中からいらない物を捨て、持ち運ぶ必要のない物を取り出し、スリムにすることです。
教員の持ち運びバッグの中身には、ほぼほぼ確実に、不必要なものが大量に入ってます(笑)
例えば、使い終わった資料とか、謎に放りこんでいる本とか、買い物後のレシートとか…。
ぜんぶ、ぜーんぶ、ひっくり返して、中身を必要なものだけに絞って下さい。
物を忘れたり、なくしたりするのは、物が多すぎて本当に必要なものが埋もれてしまっていることが、大きな原因の一つです。
物が少なくなれば、忘れ物も、物を無くすことも、格段に減るはずです。
ぜひこの記事をお読みいただいた後、バッグの中身をひっくり返して下さい(笑)
おわりに
忘れん坊は、治りません(笑)
私を含め、忘れっぽい人は忘れっぽいんです。
そんな自分を、まずは受け入れてください。
大事なのは、その忘れん坊を、気持ちだけで克服しようとしないことです。
次は、忘れないようにするぞ!!
忘れ物をした直後は強く思ったとしても、忘れん坊は、じきにまた忘れます。
気持ちだけじゃどうにもできないんです。
だから、To do リストを作るとか、人に報告するとか、具体的な行動に移すことのほうが大事になります。
きっと、この記事を読んでくださった方は、自分の忘れっぽさを気にしていることでしょう。
落ち込んでいる方もいるでしょう。
けど、そんな自分のままでいいんです。あなたにはあなたの良さがたくさんあります。
忘れっぽくていいんです。忘れっぽい自分を卑下せず、今回の記事でご紹介したような新しい行動にチャレンジしてみてくださいね。
きっと、あなたが何か忘れていても、リストや周りの人が教えてくれますよ。
この記事を読んでくださった方の忘れ物がひとつでも減り、自信を持ってくださることを願っています。
ではまた!
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