【教員の本音レビュー】Apple Intelligenceは、教育現場におすすめのAIか?

目次

はじめに

こんにちは、りこぴんです!

iPhoneやiPadに搭載されるApple Intelligence。

ついに日本語にも対応し始めましたね。

Apple製品を日々使う身としては、「待ってました!」という感じです。

りこぴん

私は、Apple製品大好き教員。
子どもが産まれた数年前から、教育現場でMacやiPadをフル活用し、仕事の効率化を図っています。

今回は、そんな私が、

Apple Intelligenceは、教育現場でも役に立つのか?

という話題について、考えたことをまとめます。

AIツールや、仕事の効率化に興味がある先生方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

使ってみて、どう?

Apple Intelligenceは、注目のAIツールです。

忙しい教員の仕事もプライベートも、大いに助けてくれるはず!

そう思って、実装直後からちょこちょこ触り、ひととおり機能に触れてみました。

約1ヶ月使ってみた感想をひとことで言うと、

今あえてApple Intelligenceを使う理由は、あまりないな

……というのが正直なところです(笑)。

りこぴん

私は結局、以前から頼っているChatGPTにお世話になってます。

やっぱり頼れるのはChatGPT

現時点で感じているのは、

ChatGPTが頼りになりすぎる!

ってこと。

Apple Intelligenceの目玉機能のひとつは、「ChatGPTとの連携」です。

生成や分析をするとなると、割とすぐChatGPTの機能を使おうとする流れになります。

いいなと思う反面、

だったら最初から素直に、ChatGPT使ったらいいんじゃ?

という印象です。

さらに個人的には、本家のChatGPTアプリの方が、

  • 反応が早い
  • 画面がシンプル
  • やりとりがラクで使い勝手がいい

と感じるのも正直なところ。

りこぴん

本家ChatGPTの進化も、目ざましいですね。

無料プランでも大活躍

ちなみに私が使っているのは、ChatGPT無料プラン。

有料プランは試していませんが、無料でも十分すぎるほど活躍しています。

  • おたよりや連絡の文面づくり
  • 授業や校務のための情報収集
  • アイデア出し

など、使わない日はありません。

教育現場でAIを活用したいなら、今のところは素直に、本家ChatGPTのアプリを入れておけば十分だと感じています。

ただし:「Image Playground」はおもしろい!

一方で、Apple Intelligenceの中で、おもしろい!と感じたのはImage Playground

これは、アップデートで追加された画像生成アプリです。

写真やプロンプト(指示文)をもとに、短時間でクオリティの高いイラストを生成してくれます。

りこぴん

操作も直感的でわかりやすく、数十秒でサクッと作れるのがいいです!

特に、

端末内の写真をもとにしたイラスト生成の再現度はなかなか高い

と感じました。

  • おたよりの挿絵
  • 教室内の掲示物

などには、普通に活用できそうです!

本家ChatGPTの画像生成は、無料プランだと回数制限があり、けっこう時間もかかります。

りこぴん

この点では、Image Playgroundは使い勝手が良いと感じました。

とはいえ、イラスト生成に限った話。

図解や資料生成をしたいと思うと、やっぱり制限があるとはいえ、ChatGPTが必要になります。

将来性は未知数。でも、期待大!

以上の通り、現時点では、正直「ChatGPTでよくないか?」と感じています。

ただし、今後のアップデート次第では、話が大きく変わってくるでしょう。

Apple Intelligenceの将来性は、高いと感じています。

Apple純正のAIツールだからです。

りこぴん

これまでApple製品を使ってきた経験から言っても、純正への信頼感はかなり高いです。

  • 使い心地のよさ
  • 必要十分な機能性
  • 不具合の少なさ、安心感

これらはApple純正アプリの大きな強み。

Apple製品だけで完結できる未来へ

もし他社アプリを介さず、Apple製品の標準機能だけで高度なAIツールを使えるようになるなら、その方が断然いいはず。

たとえば、こんな未来を想像しています。

iPhoneのカメラで雑に資料の写真を撮り、Siriに
この内容をわかりやすく要約して
と頼む。

iPadやMacの純正メモアプリで、行事内容や連絡をなんとなく箇条書きしておき、
これらを盛り込んだ保護者向けのおたよりを作ってください。行事内容は、カレンダー形式に。見出しとイラストを入れ、ポップな雰囲気で
みたいに指示してつくる。

など。

現時点では、ここまでラフには作業できません。

けれどもこんなふうに、端末に指示するだけで、仕事がどんどん片付く世界が、もうすぐそこまで来ているんじゃないかと思うんですよね。

Apple Intelligenceの「オンデバイス処理」が魅力

もうひとつ、Apple Intelligenceに期待している理由があります。

それは、Apple Intelligenceは、「オンデバイス処理」を強く打ち出していることです。

【オンデバイス処理とは?】
外部サーバーに情報を送らず、端末内だけでデータを処理すること

りこぴん

オンデバイス処理が行われると、次のようなメリットが期待できます。

  • 情報漏洩を防げる(データを外部に送らない)
  • 処理速度が速くなる(通信に頼らないため)
  • アプリをまたいだ操作がスムーズになる(システム全体で連携できる)

※一部、高度なAI処理(大規模な生成系など)は、Appleのクラウドに送られることもあるそうですが、セキュリティ面はかなり厳重とのこと!

教員って、情報漏洩に厳しい上に、いつも時間に追われていますよね。

これらのメリットは、どれも非常に魅力的です。

まとめ:現時点ではChatGPTで十分。でも、Apple Intelligenceは今後に期待

今回の記事の内容をまとめます。

  • 教育現場で今すぐ使いたいなら、ChatGPT(無料プランでも十分)がおすすめ
  • ただし、Apple Intelligenceは今後に期待大

文を書いたり、情報を収集したりすることが多い教員にとって、AIツールは、使わない理由がありません。

りこぴん

教員は、まずChatGPTと仲良くなることから始めるのがおすすめ(笑)

しかしながら、Apple純正の安心感、オンデバイス処理の強みは、教員にとってかなり大きい。

今後のアップデートによって、強固なセキュリティのもとに、「爆速で仕事を回せる世界」が実現する可能性があります。

きたるべき時に向けて、Apple Intelligenceにも少しずつ触れていくとよいのではないでしょうか。

りこぴん

教育現場でも、AIの使い方はどんどん進化していきそうですね!

以上、Apple製品大好き教員の考えでした。

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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