【忙しい年度末の教室に必須!】やることリスト作成のススメ!

はじめに

こんにちは。

りこぴんです。

年度末が近づくと、先生も子どもたちも

やること多すぎ!

とバタバタしがちですよね。

あれもおわってない、これもおわってない。

引きつった表情をかくせない!

そんな経験、ありませんか?

私はあります(笑)

こうなると学級経営は、しんどいです。

ある程度の忙しさは仕方ないですが、できれば笑顔で年度末を迎えたいものですよね。

そのためには、「やることリスト」を作りましょう!

かなり基本的な取り組みかもしれませんが、それだけ大事。

過去うまくいかなかった経験から思います。

この記事では、

  • なぜ、やることリストは大事なのか
  • どんなふうに、やることリストを活用するのか

自分の経験や、尊敬できる先生たちのやり方をもとに、お話ししていきます。

少しでも笑顔で年度末を迎えたい!と思われる先生方、ぜひ最後までご覧くださいね。

なぜ、やることリストが大事なのか

なぜ、やることリストが大事なのか。

子どもにとってのメリットは、

今後の見通しが持てるから

教員にとってのメリットは、

指示の必要が減るから

です。

やることリストをつくっておけば、こちらが忙しくても、子どもが自分で動きます。

教員は、指示を出す必要がなくなります。

忙しい年度末に向けて、時間を生み出すためのかなり有効な手段になるんです。

まずリストアップ!

では具体的に、活用のやりかたを!

まずは、年度末までにやるべきことを、すべて書き出しましょう。

修了式の1ヶ月以上前には、作成を始めることをおすすめします。

たとえばこんなふうに。

スクロールできます
やることワーク   図工漢字テスト作文棚の掃除総合
 国語算数社会理科オブジェづくりやり直し一年間の感想 発表原稿づくり
期日◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯
チェック         

リストにしておけば、

何すればいいんだっけ?

と迷うことが減り、みんなスムーズに動けます。

させる教師側にとっても、誰に何をさせればいいのか、見通しが持てていいです。

作成の際には、ちょっとした工夫をするのもおすすめ。

私がやってみて効果的だったポイントを、簡単にご紹介します!

オリジナルの名前をつける

作成したリストに、オリジナルの名前をつけてみましょう。

ゲーム感覚の雰囲気ができて、ちょっと前向きに取り組ませることができます。

  • やることチェック!
  • 最後の修行!
  • 〇年〇組ミッション!

など。

なんでもいいです。

わかりやすくて楽しめれば。

できれば、紙ベースで!

リスト作成は、紙ベースがおすすめ!

タブレットでも悪くはないんですが、紙の方がいつでも視覚化されるし、チェックのスピード感が違います。

私は基本デジタル派ですが、ここは紙がいいかなと。

子どもたちにとってのタスク処理は、スピード感や分かりやすさが大事だと思います。

できるだけ細分化する!

リストを作る際は、項目を、できるだけ細分化したほうがいいです。

やることがより具体的になるし、チェックをつける喜びが生まれやすくなります。

たとえば

  • ワークブック

とひとまとめにするのではなく、

  • ワークブック(国語)
  • ワークブック(算数)
  • ワークブック(社会)
  • ワークブック(理科)

と小分けするイメージ。

総合の発表準備をさせたいなら、

  • 発表原稿づくり
  • スライドづくり
  • 原稿を覚えるまで練習
  • 先生の前でリハーサル

と段階的に準備させる、などですね。

経験上、ちょっとずつゴールを設定した方が、子どもがよく動きます

たくさんチェックがつけることができて、子どもたちが嬉しそうにしますよ。

期日を決める!

リストをつくったら、やる内容ごとに期日を決めましょう

◯月◯日の放課後まで

など、細かく具体的に設定します。

修了式までにおわらせるよ〜!

みたいなざっくりした締切にするより、断然おすすめ。

計画的に取り組みやすくなります。

たとえばワークブックは、ギリギリまで頑張らせてもいいでしょう。

期日は最悪、修了式前日でもいいかもしれません。

しかし作文は、評価が必要なので、もっと早く提出してもらいたい。

こちらは修了式より、2週間は前に設定するでしょうか。

細かく期日が設定してあると、子ども自身が優先順位を立てるようになりますよ。

「細かい期日を決める」ことまでは、案外やってない先生が多い気がしますね。

ちなみにですが、できれば子どもたちといっしょに期日を決めるのもおすすめ

学年が上がれば上がるほど、やることリストの内容は増えていき、多忙感が生まれちゃいます。

こちらからリストを投げやるより、ひとつずつ、

これ、いつまでに終わらせたらよさそう?

と投げかけて決めた方が、感触がいいです。

意外ときちんと考えて、子どもたち側から期日を設定します。

もちろん無謀なスケジュールなら、アドバイスします(笑)

みんなでつくった、具体的なスケジュールです。

より学級全員で取り組む雰囲気づくりができますよ。

期日を確認するだけだから、そんなに長時間は使いません。
私はよくやってます!

おわりに

年度末は、先生も子どももバタバタしがち。

正直、

こんなにさせる必要あるかな?

って量のことを、こなさないといけないときもありますよね。

そんなときは、やることリストを作り、細かく整理するだけで、思った以上にスムーズになるかも。

無計画に年度末を迎えていた、教員駆け出しの頃より、少しは子どもと笑顔で接することができるようになったと感じます。

大事なのは、教師自身が笑顔でいること

少しでも気持ちに余裕があれば、子どもたちと、

今年楽しかったね!
4月からもがんばろうぜ!

みたいな前向きな気持ちで締めくくれます。

しっかり追い込むことも、ときには大事かもしれません。

けれどそれで教員自身がいっぱいいっぱいになっては、本末転倒。

「やることリスト」で見通しを立てて、笑顔のある年度末を迎えましょうね!

多忙感でいっぱいにならず、少しいい雰囲気がつくれると思いますよ!

ではまた!

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この記事を書いた人

・子持ちの30代小学校教員夫婦。
・夫婦で全学年の担任を経験済み。
・校務分掌の各種主任の経験あり。
・作業効率化のガジェットに興味あり。
・夫婦ともに、インデックス投資と高配当株投資を実践中。

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