はじめに
こんにちは。
りこぴんです。

感動的な卒業式にしたいな!
卒業生を受け持つと、こう思う先生は多いはず。
でも、
「感動的な卒業式にするための正解」はありません。
学級・学年には、それぞれのドラマがあります。
感動の形もそれぞれです。
じゃあ、どうすればいいのか?
結論はシンプル。
遠慮せず、担任が泣け!
です(笑)



いやいや、泣けと言われても……
と思うかもしれません。
でも、ちゃんと理由があります。
私がこれまで担任として参加した卒業式では、多くの人が泣き、感動が生まれた実感があります。



担任の涙は、効果大のようです。
今回の記事は、
ちょっとでも卒業式で感動を生みたい!
と考える担任の先生に向けた内容です。
私個人の考えにはなりますが、ぜひ最後までご覧くださいね。
担任の涙は、心を動かす
人の心を動かすのは、理屈ではなく感情です。
どれだけ立派なスピーチを考えても、どれだけ見事な演出を用意しても、うわべだけで感動は生まれません。
参加者の心が、大きく動くことが大事なんです。
担任の涙は、参加者の心を大きく動かします。
子どもたちにも、保護者にも、届きます。
先生が泣いてたから、泣いちゃいました(笑)
って卒業式後に言われることは、何度かありました。



担任の涙は、感動の呼び水になるようです。
涙があふれる瞬間。
それは言葉や演出以上に、気持ちが伝わる瞬間なのでしょう。
学級にドラマがあれば、自然と涙は湧き上がる
卒業式は、子どもたちと一緒に歩んできた時間の、集大成です。
ドラマでいえば、最終回。



卒業生を担任すれば、1年間でいろいろなことがあります。
楽しかったこと。
しんどかったこと。
子どもたちの笑顔や、真剣な表情。
それらを思い返せば、担任も熱い想いがこみ上げてくるはずです。
もし、



湧き上がる想いなんて、ないな……
と思うのなら、それまでの学校生活に、ドラマがなかったのではないでしょうか。
ドラマがなければ、どれだけ凝った演出やスピーチを考えても、感動は生まれません。



きっと大変な学年・学級を受け持ったのでしょう。
一年間担任できた自分を褒めてあげてください!
でも、



感動的な卒業式にしたい!
と思う時点で、きっと何かしらの思い入れはあるはず。
それなら、その感情を素直に出せばいいんです。
泣くほどの想いが湧き上がるなら、泣いちゃえばいいんです。
とにかく、想いが大事
卒業式の形は、それぞれ。
感動の形だって、それぞれ。
感動の生み方に、正解も方策も、あるはずがない。
けれど間違いなく、教え子の旅立ちを前にして、
担任した私自身に、泣くほどの感情が溢れた。
それは悪いことではなかった。
ってことは、今まで経験した卒業式に共通しています。
無理に泣こうとしたわけじゃありません。
卒業式の中で、子どもたちとの日々を思い返していたら、自然と涙がこぼれました。
私の場合は、その想いが、子どもたちにも保護者にも伝わったようです。
いい卒業式でした!
と言ってもらえました。



感動を生む手助けになれたのなら、よかったと感じてます(笑)
おわりに



担任が泣くなんて、恥ずかしい〜



感情的はだめだよ。
しっかり冷静に仕事しないと!
そんな風に思う方もいるでしょう。



私もそう思ってました(笑)
でも、恥ずかしいことなんてありません。
むしろ、先生が本気で子どもたちと向き合っていた証拠です。
感動的な卒業式にしたいなら、演出や内容をこねくり回す前に、まずは担任が熱い想いで向き合いましょう。
想いが、心を動かし、感動を生みます。
子どもをいちばん目の前で見てきた先生が感動できなくて、だれが感動するのでしょう。



この考え方がとても大事!
泣けるほどの1年間を過ごしてきたなら、あとはその感情を素直に出すだけ。
涙があふれたら、遠慮なく泣いちゃえばいいんです(笑)
卒業式は、先生にとっても、大切な節目の時間。
ぜひ、子どもたちと一緒に、思いっきり心を動かしてみてくださいね。



子どもたちの心を揺さぶる感動的な卒業式が、ひとつでも多く生まれることを願ってます。
ではまた!
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