はじめに
こんにちは。
りこぴんです。
今回は、
教員が仕事用にMac選びをする際、どのスペックを選べばいいのか?
という話題について、最近考え直したことがあるので、記事にしました。
Macに惚れてから2年以上、ほぼ毎日触れています!
結論から言うと、
メモリは最低スペックの8GBではなく、16GBを選んだ方がおすすめかも
と思うようになりました。
教員には、スペックの高いMacは必要ないって聞くよ?
って思う方は多いでしょう。
私自身もそう考えてます。
仕事でもプライベートでも、メモリ8GB、ストレージ256GBの最低スペックのMacBook Airを使っていますが、今のところ物足りなさは感じません。
動作はスムーズ。不具合もほぼなし。
しかし、今後はちょっと話が変わってくる気がしています。
なぜ教員でも、メモリ8GBでなく、16GBを選んだ方がよいと思うようになったのか。
私の考えをお話していきます。
よかったら最後までご覧くださいね。
これまではメモリ8GBで十分だった
Macは、教員用途なら、メモリ8GBモデルで十分だと思われるケースがほとんどでした。
授業準備や書類作成くらいなら、問題なく使える場面が多かったです。
その理由をかんたんに振り返っていきましょう。
macOSの賢いメモリ管理
AppleのmacOSは、限られたメモリでも、最適化して動かしてくれます。
使っていないアプリのメモリを一時的に解放したり、ストレージを補助的にメモリとして使ったりしてくれるんです。
だからMacは、メモリ8GBという数値以上のパフォーマンスを上げてくれます。
そしてこの効率の良さは、きっと今後も変わりません。
アプリが軽かった
これまで教員が使っていたアプリは、比較的軽いものが多かったです。
Apple純正アプリをはじめ、Officeを使う場合でも、8GBで十分に動かせました。
ブラウザを使って教材を探したり、簡単な資料を作成したりする程度なら、負荷もそれほど高くありません。
私の場合、趣味やプレゼントのために動画アプリを使うことも多いのですが、それでも動作は問題なしでした。
AI機能の出番が少なかった
これまでは、AIをフル活用する場面なんかほぼありませんでした。
Siriや音声入力、ちょっとした予測機能くらい。
メモリを大量に消費する作業は、それほど多くなかったはずです。
これから16GBが必要になる理由
しかしながら、時代は変わりつつあります。
注目は、Appleが進化させているAI技術「Apple Intelligence」や、教育現場でのデジタル化。
ここを考えると、Macのメモリは16GBが必要かもしれません。
くわしく解説していきます。
今後の大目玉、 Apple Intelligence!
今後のMacには、Apple Intelligenceが搭載されます。
このAI機能、きっと教育現場で力になってくれるはずなんです。
- 音声からの文字起こし
- 文章生成、要約
- データ分析
- 資料の生成
- 相手に合わせた文章校正
- オンスクリーン認識機能で、画面上からデータを引き出す
- 音声や動画のリアルタイム編集で、資料の作成
こうした作業は、大量のデータを瞬時に処理する必要がでてきます。
8GBだと動きがもたついたり、不具合が出たりする可能性が上がるでしょう。
同時にやることが増えている
このAI機能、おそらく、何らかの作業をしながら同時進行で活用するといった使い方になるはずです。
たとえば、
- 提出用の資料を作成しつつ、
- Siriに『このデータを分析して!』と頼んで、
- さらに別アプリでデータをもとに画像生成する
など。
この同時進行が増えるほど、16GBのメモリが真価を発揮します。
8GBだと動きが遅くなったり、場合によってはアプリが固まったりするかもしれません。
Macのメモリは、増強できない
Macは買った後にメモリを増やせません。
本体を買い替えない限り、購入時のスペックのままです。
ストレージの増強もできませんが、こちらは外付けで何とかなります。
この点から、ストレージに関しては、今のところ最低スペックの256GBでも十分かなと。
ただ、アプリの進化で、要求されるメモリはどんどん増えていくはず。
メモリは購入時に16GBにしておけば、不満を抱える可能性が減るんじゃないかと思います。
製品ラインナップが変化した
さいごに決定的なのは、2024年秋に発表されたMacの標準メモリが、16GBとなったこと。
8GBはありません。
しかもAppleは、
既存のM2モデルやM3モデルの最低メモリを、価格据え置きで16GBにアップグレード
という、今から購入する人にとってメリットしかない発表もしています。
ほぼ間違いなく、これからメモリ16GBがスタンダードとなりそう。
Appleが、
今後Macを使うなら、メモリ16GB以上は必要だからね!
と言っているように思えます。
調べた限り、やはりApple Intelligenceへの対応を見越して、というのが理由ぽいです。
マーケティングである可能性もなくはないですが、事実として、メモリ8GBモデルは姿を消しました。
まとめ:今後は、メモリ16GBが必要かも
ということで、今後を見据えると、教員もメモリ16GB以上のMacを選んだ方がおすすめかなと思うようになってきました。
これまで8GBで十分だったのは、シンプルな作業がメインで、macOSの賢い設計が効いていたから。
でも今後は、Apple Intelligenceの活用やデジタル化の進展で、作業の負荷が上がっていくでしょう。
そのかわり、うまく使えば教員の事務仕事を大きく効率化してくれるはずです。
将来を見据えるなら、Macに求めるスペックも上げざるを得ないのかもしれませんね。
とはいえ、私が今現在、メモリ8GB・ストレージ256GBの最低容量で、大きな不満を抱えていないのも事実。
とりあえず今すぐMacに触れたい!
って先生や、
がっつりAIの活用までは考えてないな〜
AIの活用は、iPadやiPhoneに任せる(笑)
って先生は、これまで通り、メモリ8GBでも十分かもしれません。
最低容量でも十分優れたデバイスだと思うし、中古品や整備品が、これまでよりお買い得にゲットできそうです。
とりあえず私は、もう少しM1モデルにお世話になりながら、次に買い換えるならメモリ16GB以上かなと計画してます(笑)
以上、Mac好き教員の意見です。
ご参考になれば!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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