はじめに
こんにちは。
りこぴんです。

育休から復帰して3ヶ月が経ちました。夏休みが目前です。
今回は、一年間の長期育休を取得した男性教員の私が、
現場復帰して3ヶ月経った今の思い
をまとめていきたいと思います。
育休に興味がある方、育休取得を検討している方。
ぜひ参考になれば嬉しいです。
何気ない日常が、とても良かった
職場復帰してから、育休を取得した一年間の何気ない日常が、よく思い起こされます。
- 長女と保育園帰りに、公園に遊びに行ったこと。
- 次女とエンドレスでボール遊びしたこと。
- 妻とのんびり歩いて、平日昼下がりのスーパーに買い物に行ったこと。
どれもぜんぜん、とくべつなことではないんですよね。
でも、楽しく穏やかに過ごすことができた日常が、すごくいい思い出になってます。



職場復帰してからは、バタバタの日々です。
早朝から保育園の支度や、子どもたちの朝ごはんの準備。
終わってない仕事があるときは、子どもたちが起きてくるまでに突貫工事。
職場に行ってからも、もちろん息つく間はありません。
保育園のお迎えに間に合わせるため、常に頭と体をフルパワーで稼働させてます。
1日が終わる頃には、ヘロヘロです(笑)
しかし、帰宅後もおかまいなく、娘ふたりは「遊んで」「本読んで」とせがんできます。
とりあえず!ちょっとだけでいいから!いっかい座らせて!
と、言いたくなることは多いです(笑)
だからでしょうね。
穏やかな日常が思い起こされるのは。
なんだか、一年間の育休期間の日常を思い返すだけで、気持ちがほわっとします。



ゆっくり家族と過ごす時間をつくることができてよかったと、心から思えるんです。
教員の仕事は、本当忙しいと感じます。
とくに我が家のように、夫婦で教員だと。
しかし私のように10年以上この仕事をしていて、忙しさが普通になってくると、家族と過ごす豊かな時間の大切さに気づきにくくなります。
だから長期の育休を検討している男性教員には、こう伝えたいですね。
家族と多くの時間を過ごすことは、自分にとってもいい思い出になる。
「家族のために」と育休取得を検討する人が多いでしょう。
しかし、日常のちょっとした思い出は、今後の自分にとっても大きな財産になるはずなんです。
本当に大事な時間って、どんな時間?
自分が本当に大事にしたい時間って、どんな時間でしょうか。
- 好きなことをして過ごす時間?
- 友人と過ごす時間?
- 家族と過ごす時間?
- 仕事する時間?
人によって違うでしょう。
ただ、自分の中で「家族と過ごす時間」が上位にくるのであれば、一定期間のダブル育休は、すごくおすすめだと思います。



幼い我が子と過ごせる時間は、ほんのひととき。
二度と返ってきません。
もちろん、教員という仕事を選んだくらいですから、



仕事だって大事だよ!
って考えている人もいるでしょう。
とはいえ、家族をないがしろにしていいはずはありません。
子どもが小さく、とくに手がかかるときは、「家族を大事にする」方へと舵を切るのもアリではないでしょうか。
育休を使い、思い切って一定期間仕事を休むことによって、それが実現できます。



少なくとも、不器用な私は、仕事を全力でやりながら家族と余裕を持って接するなんてことはできませんでした(笑)
お金の面は、あまり心配いりませんから。
多少収入は落ちるけど、手当が出る半年程度までなら、大きく困ることはありません。
公務員である教員の特権です。



使える特権は、使いましょう(笑)
ダブル育休は、「家族と過ごす時間」を物理的に生み出せる、最高のアクションです。
子どもが大きくなった数年後、数十年後に、よりいい思い出になっているのではないかなあと思います。
育休を取るその場は、引き継ぎが大変だったり、周りに配慮が必要だったりしますけどね。
おわりに
育休中の何気ない日常が、すごくいい思い出になっています。



自分の人生の大事な1ページになった感覚が大きいです。
家族みんなにとっても、きっといい選択だったはず。
育休取得を検討されている先生にとって、少しでも私の思いや考えが参考になれば嬉しいです。
ではまた!
コメント